ビジネスローンはどんなローンのこと?

ビジネスローンと一般的なローンの違いについてまとめてみました。

mthrmthr さん

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そもそもローンてなに?

ローン(loan)という言葉は、「何かを貸す」とい意味ですが、銀行では、個人のお客さまにご融資(お金を貸す)する場合の商品のことをローンと言います。マイカーローンや住宅ローンなどがあります。

簡単に言えば、お金を貸してもらえること=ローン。

じゃあ、ビジネスローンってどういうローン?

「ビジネスローン」とは、中小企業や個人事業主に向けた「事業性の無担保ローン」の通称です。

かつては大企業への融資を中心としていた大手銀行(メガバンク)が中小企業への融資し始めた(平成10年頃)のをきっかけに、大手銀行や地方銀行でビジネスローンの提供が実施されています。
このビジネスローンは、ノンバンクにより中小企業や個人事業主向けに行われてきた「商工ローン」のことでもあります。

会社の規模が小さくても融資を無担保で受けられるローンということ。

無担保であることが、ビジネスローンの最大の特徴です。さらに、保証人が不要であったり支払いに便利なカードローンなどもあります。

ビジネスっていうけどどんな時に使うローンなの?

・キャッシュフローがキツイとき
・銀行の審査が厳しくて通りにくいとき
・事業拡大時の素早い資金調達に
・従業員に給料を支払うのが難しいとき

キャッシュフローがキツイとき

会社のキャッシュフローが回らない場合は、早めの資金調達が必要となります。

例えば、仕入先への支払日と得意先からの入金日にタイムラグがある場合、資金繰りがうまくいかないことも。しかしビジネスローンであれば、銀行や大手の金融機関とは違い、比較的短期間で資金調達することが可能なため、キャッシュフローも回るようになるでしょう。

焦げ付きそうなフローをスムーズにしてくれる強い味方になってくれそうです。

審査が厳しくて通りにくいとき

大手消費者金融のビジネスローン審査が通らない場合は、中小消費者金融のビジネスローンも検討しましょう。

中小消費者金融のビジネスローンの場合は、「個人事業主」も「法人」も融資可能というところが多いので、個人事業主は審査が若干厳しくなってしまいますが、大手消費者金融のビジネスローン審査とは審査基準が異なるので審査に通る可能性も残されているからです。

ビジネスローンといっても、大手から中小までが扱っているため審査基準にも幅があります。

事業拡大時の素早い資金調達に

急な大口取引が入ったとして、中小企業だとその仕入代金を調達できないこともよくあります。それがビジネスの拡大につながるような取引なら、ビジネスローンを使えば売上アップにもなるでしょう。

無担保で保証人が不要ということは、スピーディーな対応が可能なローンということですね。

従業員に給料を払うのが難しいときにも重宝する

給料が払えなかった時に、役立つのはカードローンだけではありません。一般的にはビジネスローンと呼ばれる個人事業主向けのローンもあります。

賃金を払うことは、事業主にとって大事な仕事。しかし、タイミングによっては難しいこともあります。そんなとにもビジネスローンが役立ちます。

どのくらいで融資が受けられるのか?

ビジネスローンの融資スピードは、最短で60分ほどと言われています。人によっては通勤時間よりも短いのではないでしょうか。
なぜそんなに早く融資ができるかというと、スコアリング方式という決まった方法をとっているからです。

スコアリング方式でチェックされる審査内容

では、ビジネスローンのスコアリング方式の審査内容について確認していきましょう。スコアリングで審査される内容は公表されていないため、どのような項目が審査の対象となるのかは正確には分かりませんが、主に下記の項目が審査対象となっていると考えられます。

・決算書
・設立年数
・年収
・他社からの借り入れや件数や借り入れ額
これらの情報をコンピューターに入力して審査すれば、申込者(事業者)の信用度が高いのかどうか判断できるんですよね。事業の信用度が高いほど「高い限度額」と「低金利」で融資してもらえる可能性が高まります。

これらの項目が機械的に判断されるため、融資スピードが早いのだそうです。

審査内容のなかでも、重要視されているのは「決算書」です。赤字が続いている場合は、難易度が低いと言われているビジネスローンに申し込むと通りやすくなると言います。

ビジネス以外のことには使えない?

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