一生の記念となるものだから「本当に喜ばれる指輪を贈りたい」、「気に入ってもらえないかも」と不安があるなら、ふたりで選ぶほうがよいかもしれません。

でもやっぱり、サプライズで渡したい、渡されたいと考えているなら、普段から彼女の好みや、好きなブランド、指輪のサイズを知っておく、彼にさりげなく、自分の欲しい指輪のブランドや、デザインを伝えておくことが重要です。

婚約指輪といえば、昔から「給料3ヵ月分」というイメージが強いものですが、婚約指輪の平均価格は全国平均で34.0万円。デザインや石の種類にもよりますが、40万円以下のものが人気のようです。

・好きな（こだわりの）ジュエリーブランド（あり、なし）
・色/素材（ゴールド、シルバー/プラチナ、ゴールドほか）
・石（あり、なし）
・幅（太め、細め）
・テイスト（シンプル、ゴージャス、スタイリッシュ、カジュアル、アンティーク、ほか）
・形状（ストレート、S字、V字、ほか）

そして、その条件に合うリングをインターネットや雑誌などで下調べして、理想に近いものを絞り込んでみましょう。

・世界最高峰のカット技術「さくらダイヤモンドカット」で和と洋が融合した美しい輝きを実現。
・フルオーダーで、熟練の職人が1つ1つのリングを時間をかけて丁寧に製作。

・希少価値の高いピンクダイヤモンドを使用した贅沢なリングが多数。
・4C評価が高く、品質の良いダイヤモンドが使用されたブランドのリングを豊富に取り扱っている。

・数学的に輝きが証明された理論を使ってカットされたダイヤモンドを使用。
・使用しているダイヤは、GIA（米国宝石学協会）のマスターストーン（基準石）に採用されている。

「婚約指輪の相場は給料3カ月分」という話を聞いたことがあるという人も多いはず。これは戦後の日本に婚約指輪の慣習を根付かせるため、ダイヤモンド会社が行ったキャンペーンに基づくもの。印象的なキャッチフレーズだったため、いまに至るまで定着しているが、現在の状況とは少し異なっているよう。

「そんなに高価な婚約指輪を贈らなくてはいけないのか」と驚く人もいるかもしれないが、ご安心を。「ゼクシィ結婚トレンド調査 2017」（全国推計値）調べによると、 実際の購入価格は平均35万4000円 。つまり、 現在の婚約指輪の相場は給料の約1カ月分といえそう 。

婚約指輪の価値は価格で決まるものではない。 大切なのは愛する人のために贈りたいという気持ち 。給料の何カ月分ということにこだわらず、自分ができる範囲で精いっぱい心を込めて贈れば、彼女もきっと喜んでくれるはず。