昔からTPD (Toyota Product Development:トヨタ流製品開発) にあります。トヨタの強さは昔からTPDにあって半世紀以上その事実は変わっていません。TPSに加えてTPDも圧倒的に強いということです。
TPDとは、1953年に当時常務取締役だった豊田英二氏と元航空技術者の長谷川龍雄さんがはじめた、主査制度にもとづく製品開発のことです。
国内外で人気のあるトヨタ車は専門業者に買い取ってもらうべき
トヨタは日本国内だけではなく、海外でも人気のメーカーです。
そこで、今回はトヨタ車種を売却する時のことについてまとめてみました。
トヨタはむかしから、元々ざっくり言えば、「TPD + TPS」の会社です。「売れるモノを売れるとき売れる数だけ売れる順番に作る」といったとき、「売れるモノ」を作るのがTPDつまり製品開発の役割で、「売れるとき売れる数だけ売れる順番に作る」のが工場のTPSの役割です。
歴史的には、TPDの価値や利益に対する貢献度は年々増えて、1970年頃にはTPDとTPSの利益貢献度は逆転し、現在は価値も利益もほぼすべてはTPDで生み出されるようになっています。
トヨタですと、車両担当主査(現在のチーフエンジニア)が、各サブシステムの基本設計者達と「消費者が買う商品性を、利益の出せる原価構造で実現する」ための設計を主導することになっています。つまり、トヨタで「製品の社長」とされてきた「主査」は、製品の価値を実現する設計者であると同時に、トヨタ流原価企画の責任者でもあるというわけです。
高く車を買取って貰うために、まず知っておかねばならないことは、売却しようとしている車の価値がどの程度かということです。
提示された査定額が高いか安いかは、適正価格を把握しておくことではじめて判断することができます。そして、そのことで、あり得ないような安値で買い叩かれてしまうことを防ぐことができます。
トヨタが運営している下取り参考価格情報で、下取りの相場を見ることができます。
今や世界の車業界をけん引していると言っても過言ではない、トヨタのホームページ上で運営されているため、安心感があり、信頼性も十分です。
使い方は、メーカー、車種、年式を選択したのち、次のページで詳細なグレードを選択するだけという手軽さ。さらに、個人情報などは一切入力する必要がないという点も、非常に安心感があります。
査定前に洗車や掃除を行うことは、ただ車を綺麗に見せて査定額のアップを狙うのではなく、大切にしてきたことをアピールすることにつながります。
査定を行う営業マンは、いくら査定のプロとは言え、エンジン内部など、目に見えない箇所はどうしても確認することができません。
何もメンテナンスがされていないように感じる車より、大切にメンテナンスをされてきたということが伝わることで、営業マンに安心感を与えることが大切です
この方法を利用するためには、あるルールを守らなければなりません。それは、車種やグレード、ボディカラーやオプションに至るまで、かなり限定されたものを選択しなければならないことです。これは、輸出先の国で求められている需要に応えられる車種、グレード、年式の車を供給することで、国内で中古車として販売するよりも高い価格で売れる、という現在の市場動向を利用している方法だからです。
次に重要なのは、高い価格で買い取ってくれる業者を探すことでしょう。この価格で買い取ってくれるのは海外へ輸出する独自のルートを持っている貿易会社など。そのような業者ならば、現地の販売店へ直接販売することができ、中間マージンを抑えることができるので、買取価格へ反映しやすいのです。
同じ車を何十年も乗りつぶしたほうが経済的だ、という考え方が昔からありますが、今どきはもっとお得な乗り方があることをご存知ですか? 経済が急成長しているアジア圏への輸出という方法を選択すれば、新車を買って1~2年で手放し、また新しい車に乗ったほうが元が取れるどころか、利益を生むことだってできるそう。常に立派な新車に乗り続けられるのに、経済的にはお得になる、という不思議な構図ができあがります。
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