ASDの中にも様々なタイプがあり、知的障害や言語障害を伴う場合もあります。診断名や基準によって、自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害、自閉症、アスペルガー症候群、高機能自閉症、カナー症候群、広汎性発達障害などの名称や疾患概念で分類されることもあります。

「気が散りやすい」「集中力がない」「忘れっぽい」「落ち着きがない」「思いつきで行動してしまう」「しゃべりすぎる」「待てない」など、年齢に見合わない不注意、多動性・衝動性によって学業や日常生活に支障が出てしまいます。

知的発達に大きな遅れはないのに、書く・読む・聞く・話す・計算するといった特定の行動が困難な状態です。多くの場合は学齢期になってはじめてわかります。読む能力はあっても書くのが苦手、数学だけが理解ができないなど、得意不得意の差が大きかったり、ある特定分野に偏りが見られたりすることが多いです。

ひとくちに発達障害や
学習障害と言っても、
その子の特性や状況、
得意・不得意はそれぞれ異なります。
だからこそ、発達障害のある
子ども1人1人に合ったサポートを
してくれる専門の塾がおすすめ。
普通の学習塾よりもきめ細かい対応を
期待でき、お子さんが楽しく通えて、
親御さんも安心できます。
指導実績があり、社会人クラスなど、
長期的なサポートが
受けられるところであれば、
なおよいでしょう。

発達障害や学習障害をもった子どものための塾は、通常の学習塾とは違い、子ども1人1人の特性や得意・不得意を理解した上で、学び方やカリキュラムを、生徒自身や保護者と一緒に考えていきます。だからこそ、専門塾としての指導実績やノウハウはかなり重要。

信頼できる指導実績の一方で、こどもの将来を考えると、幅広い年代をサポートしていることも大切。保護者にとっても安心感がありますし、何より子ども達が「こんな風になりたい」と思える先輩が身近にいるのは魅力です。

知能検査を受け、特性の傾向を見極める
発達障害支援センター病院では、知能検査を受けることができます。
現在、多くの支援センターで採用されている知能検査であるWISC-Ⅳでは、以下の4つの領域ごとの知能指数を出すので、発達障害の特性を分析するための有益な情報が得られます。

学習面の対策
学習面に困難があるお子さんには、LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、自閉症スペクトラム(高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)などの特性に配慮した学習指導が必要となります。

学校生活で困難を抱えるお子さんには、人間関係や集団行動をうまく営むための社会的技能(ソーシャルスキル)を訓練するSSTが有効です。