【薬のまとめ】ラミシールクリーム

成分名:テルビナフィン塩酸塩

TAMA1982 さん

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アリルアミン系の抗真菌薬

日本国内では1993年7月にアリルアミン系抗真菌薬としてはじめてラミシールという商品名でクリーム剤が承認され、1997年7月には錠剤が承認された。

イミダゾール系と異なり、真菌細胞内のスクアレンエポキシダーゼを選択的に阻害してスクアレンの蓄積ならびにエルゴステロール含量の低下をもたらす。

真菌細胞膜の必須成分であるエルゴステロールの生合成経路上において、スクアレンからスクアレンエポキシド転換過程に関与するスクアレンエポキシダーゼを選択的に阻害

テルビナフィン塩酸塩は真菌細胞内のスクアレンエポキシダーゼを選択的に阻害し、スクアレンの蓄積並びにエルゴステロール含量の低下をもたらし抗真菌作用を示す。

皮膚糸状菌に対しては低濃度で細胞膜構造を破壊し、殺真菌的に作用する。また、C.albicansに対しては低濃度から部分的発育阻止効果を示し、高濃度では直接的細胞膜障害作用により抗真菌活性をあらわす。

クリーム剤は足白癬全般に無難に使用できる

足の指の間や水泡でジュクジュクした水虫、足裏の角化した水虫に。患部とその周辺に広くしっかりと塗ってください。

有効成分を半固形製剤に混ぜ合わせた剤型で、適量を患部とその周辺の皮膚にも広くしっかりと塗ることができる、最も標準的な剤型です。次のような症状の水虫におすすめです(その他の症状にも使えます)。

・足の指の間のグジュグジュした水虫
・水疱でグジュグジュした水虫
・足裏の厚く角化した水虫

①患部への広がりがよい
②べとつき感が少ない
③乾燥して鱗屑が多い幹部に新党しやすい

などのメリットがある。

①速乾性である
②広範囲の患部に容易に噴霧できる
③指先や容器が患部に触れないので感染リスクを軽減できる

などのメリットがある。

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