雨漏りはすぐに修理が必要!自分で直したい瓦屋根

自宅で雨漏りが発生したことはありませんか?
実は、この雨漏りを放置しておくと、大変なことになるんです。
今回、雨漏りが発生したときの屋根の応急処置法や、自分でできる修理の仕方をまとめたので、参考にしてみてください!

Mckinney75 さん

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雨漏りを放っておくと?ボロボロになる屋根

自宅で雨漏りが発生した、という経験をお持ちの方は多いでしょう。
雨漏りした箇所をそのままにしておくと、大変なことになるってご存知でしたか?

■家の強度が弱くなる

腐った家は強度が弱くなってしまい地震などが起こったときにつぶれてしまうことも十分に考えられます。
それだけではありません雨漏りが起こっているということは家がしみこんだ水分を吸収できずにもれてきていることです。
症状が出たときにはすでに見えないところでひどいひどい状態になっていることが多いです。

■健康被害が起こる

建物内部の湿度が高い状態が続くと、人間の健康に悪い影響が出ることが多くあります。
大人と子供の体格差やそれぞれの体質によっても深刻さが違って来ることがありますので、自分だけでなく家族の体調変化にも気をつけておきましょう。

■漆喰の剥がれが起こる

昔ながらの瓦ぶき屋根の棟と瓦の隙間には「漆喰」が詰め込まれていて雨水の侵入を防いでいます。
ところが、雨や風で漆喰が割れたり剥がれたりすると、雨水が漆喰の下に入っている土に侵入してしまい、あっという間に土が流れ出て棟が湾曲していくのです。

また、中には瓦屋根に太陽光発電を設置する人もいますが、それが原因で屋根がボロボロになるということも…。

太陽光設備を支える架台は、材質によって耐用年数が違います。
また、組み合わせる金具等にどういった材質が使われているかによって、錆びの発生する可能性も変わってきます。

太陽光発電システムは、太陽光パネルを屋根に設置しますが、その際に屋根に穴を開けます。
屋根に穴を開けるから、雨漏りのリスクがあるのです。

瓦自体が劣化している場合や、ソーラーパネルの架台が錆びることで、屋根が崩れる恐れがあるのです。

雨漏りによってこのような被害が発生するので、そのまま放置するということはやめましょう。

雨漏りを発見した時の応急処置

自宅の屋根が雨漏りしたときは、これ以上の悪化を防ぐために応急処置をしてください。
次のような方法で応急処置を行うといいですよ。

■ブルーシートで応急処置

大きめのブルーシートで広範囲にかぶせることをおすすめします。
その際、風などで飛ばされないようテープや砂利を詰めた土嚢袋などのおもりを置いてしっかり固定しましょう。
おもりの中身を細かい砂などにすると雨が降ったとき泥水となって土嚢袋からにじみ出てきてしまいますので注意しましょう。

■防水テープで雨の侵入口を塞ぐ

闇雲にテープを貼るのは、良くありません。テープを貼るには原則として順番があります。それは雨水の流れる方向を考えて、下側から貼り始めて、段々と上に向かって貼っていくことです。
最後に、最上段で貼り終えるようにしてください。途中、テープの貼る面に空気などが入らないよう、しっかりと指や工具で押さえながら貼っていくのがコツです。

■コーキング剤を使う

まずは屋根に登って雨漏りの原因となっている箇所を探します。スレートや瓦にヒビや割れがあった場合は応急処置としてコーキング補修を行います。瓦がズレていたり割れていた場合は手で簡単に取り外すことができますが、瓦の種類を見分けることが容易ではないので、そのまま業者に依頼することをオススメします。

雨漏りした屋根は、このような方法で応急処置をすることができます。
しかし、これはあくまで雨漏りした箇所が特定できた場合の話なので、箇所が特定不可能の場合は専門業者に修理してもらいましょう。

これで大丈夫!DIYでできる瓦屋根の修理

雨漏りで瓦屋根が壊れてしまった!でも修理業者にお願いするお金がない…。
そんな方のために、DIYで瓦屋根を修理する方法をご紹介します。

■割れた瓦を新しい瓦に替える

この方法は非常にシンプルです。屋根に上り、割れた瓦を外して新しい瓦を元に位置に戻すだけです。
ほとんどの瓦は、クギなどで固定されていませんので、手で簡単に動きます。
素人の方でも他の瓦並びを参考にすれば見よう見まねでできるでしょう。

■パテで瓦を修復する方法

割れた瓦を1度取り外して掃除します。パテで張り付けるので、割れた部分の油分や水分は念入りに拭き取ってください。
掃除が終わったら割れた面に瓦パテを塗り込みます。
瓦が元の形になるように両手で押さえてから、はみ出したパテをヘラや布を使って拭き取ります。

また、屋根の上を歩くときは、落下しないように注意することが大事です。
歩き方のポイントを押さえて、安全に作業を行いましょう。

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