日焼けで水ぶくれができる程の症状が出ている時には、「中程度のやけど」に分類され、やけどを負った時と同じような処置が必要とされます。
すぐに冷水で身体を冷やし、皮膚科にも受診する必要があります。素人判断で家にある薬を塗ってみたり、放っておいたりしないようにしてください。
また、ひどい日焼けをした後は、温かいお風呂に入ったりアクセサリーをつけたり、服を乱暴に脱ぐなどの行為は絶対にやめてください。
皮膚の症状を悪化させる原因になります。
破壊された皮膚細胞をターンオーバーの過程で排出してゆくので、外側の皮がぽろぽろ剥けてきます。
多少汚らしく見えても、お肌のためを思うのならぐっとこらえて剥がしたりこすったりしないでください。
その古い皮膚の下には弱い新しい皮膚がむき出しの状態で控えています。
もし無理やりこすってしまうと、また皮膚を傷つけ、次のターンオーバーまで肌荒れは継続します。
皮がむけかけで痒みを感じる際は、ワセリンを塗って耐えてください。
医療用脱毛器から照射されるレーザーは、肌の「黒い部分」「色の濃い部分」に自動的に反応して作動します。 日焼けしていなければ毛根だけにレーザーが照射されるので問題ありませんが、日焼けしている場合は、レーザーが誤作動を起こして肌そのものに照射される恐れがあります。
医療用脱毛器から放たれる熱エネルギーは強力です。肌そのものに照射された場合、最悪の場合はヤケドを負う可能性があります。 日焼けしている人が医療脱毛を受けられない最大の理由は、ヤケドのリスクを回避することなのです。
花王の乾燥性・敏感肌向けブランド「キュレル」から出ている「UVクリーム 【医薬部外品】」です。
普段使いにおすすめなSPF30/PA++で紫外線を防ぎながら、
ユーカリエキス
潤浸保湿セラミド機能成分
…といった潤い成分も配合。UVカット+高保湿ケアで肌荒れしにくい潤い肌を保ってくれます。
化粧下地としても使えるベタベタしないテクスチャがお肌にすっとなじみ、ファンデーションののりも良くしてくれますよ。
スイス発のオーガニックコスメブランド・ヴェレダから出ている日本限定発売の日焼け止めクリーム「エーデルワイス UVプロテクト」です。
SPF33/PA++で日常のUVケアに使えるほか、美肌に良いとされる「エーデルワイス」を中心にした植物エキス(保湿成分)も配合。
お肌を守りながら美肌ケアができますよ。
柑橘系の香りがする薄いベージュ色のクリームで、化粧下地としても使えます。石けんで落とすことができ、赤ちゃんにも使える優しさもポイントです。
カネボウ化粧品のALLIE(アリィー)から「エクストラUVジェル」という日焼け止めです。
SPF50+・PA++++
ウォータープルーフ
ヒアルロン酸などの保湿成分配合
という3つの特長があり、うるおうのに汗・水・摩擦に強くUVカット効果が持続します。
美容液 兼 化粧下地でありながらSPF50+/PA++++という高いUVケア効果があり、普段のお手入れにもレジャーにもOKな使い勝手の良さが魅力のアイテムです。
アスタキサンチン
ナノAMA
3種のコラーゲン
…などの美容成分を配合。お肌を紫外線から守りつつ、しっとりと潤った透明感と輝きのある肌に仕上げます。ミルクタイプで伸びが良く、付け心地はさらっと軽やか。
UV効果は高いのに、専用クレンジング不要で洗い落とせるのもうれしいですね。
天然由来保湿成分・シアバターをメイン成分としてプロダクトを提供するブランド・ママバターの「UVケアクリーム」 です。
紫外線吸収剤。シリコン、パラベン、合成香料・着色料、鉱物油不使用でお肌に優しく、
SPF25/PA++
シアバター5%配合
…といった処方でお肌を潤しながらUVケアが可能です。
しっとりさらさらの使い心地で、石けんで簡単に落とすことができます。
FANCL「スキンケアベース ブライトアップUV 」は、SPF35/PA+++で肌への負担感がなくUVケアのできる化粧下地です。
光を様々な角度に拡散して気になる毛穴や肌の凹凸を自然にカバー。テカリやべたつきを抑え、さらさらとした透明感のある肌へと仕上げます。
また、スキンケアと同じ美容成分がたっぷりと配合されているところもポイントですよ。
以上がおすすめの日焼け止めクリームの紹介となります。
気になるアイテムはありましたか?
実際日焼け止めクリームを購入するは、自分の肌質にあったものかチェックして選んでみてくださいね。
SPFとは?
SPFとは、UVBを防ぐ効果を表す指標であり、
通常時の何倍のUVBに耐えられるかという数値です。
もっと分かりやすく言うと、
UVBの影響をどれだけ少なく出来るかという数値です。
SPF20なら素肌の20分の1、
SPF50なら素肌の50分の1までUVBの影響を抑えられるのです。
多くのサイトでは、
SPFの値は効果の持続時間と書かれており、
「SPF30なら通常20分で日焼けする人は20分×30=10時間日焼けを遅らせることができる」
と記載されているものが大半ですね。
しかし、これは誤りで、
SPFは時間とは無関係で、あくまで紫外線の量が関係します。
これは少し調べれば分かることなのですが、
詳細について知りたければ、以下のSPFの測定法に関するレポートを読んで下さい。
⇒日本化粧品工業連合会SPF測定法基準
PAとは?
FPSがUVBを防ぐ効果を表す指標なのに対し、
PAはUVAを防ぐ効果を表す指標です。
PA+:2~4
PA++:4~8
PA+++:8~16
PA++++:16以上
これらの数値の分だけUVAの影響を抑えることが出来ます。
PA+なら、UVAを“2分の1”~“4分の1”程度に抑えることが出来るのです。
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