ダニは湿度の高い梅雨の時期の6月〜7月に増殖し始め、夏真っ盛りの8月にピークを迎えます。ダニの寿命は2〜3ヶ月なので、6月に発生したダニは8月〜9月ごろには死骸になるそう。そのため、6月〜8月までは生きているダニの駆除、9月〜10月までは死骸と糞の除去を念入りにすることが大切です。
夏がピーク!あなたの布団は本当に大丈夫?これからの時期に向けてのダニ対策
布団にダニが住みつくと、アレルギーといった健康被害を引き起こす原因になります。ダニは湿度が高めで、あたたかいところを好みます。特に布団はダニにとっては居心地のいいすみかになるので、小まめにダニ対策をしましょう。
Andrews418 さん
ダニは高温多湿を好むため、布団はダニの温床となりやすく、布団やマットレス、枕にいるダニの数は数万匹以上ともいわれています。ダニは温度20〜30度、湿度50~75パーセントで最も繁殖するので、梅雨時から夏にかけて、どんどん増えていきます。
掃除機を使う場合はダニの死骸やフンは吸い取れるので、目下のアレルゲン対策にはなるのですが、生きているダニを吸うことはほとんどできないそうです。
ダニ対策の基本は、まず生きているダニを死滅させなくてはならないということです。
最も一般的なダニ駆除方法として挙げられるのは、布団の天日干しではないでしょうか?
しかし、天日干しにはダニ駆除は効果がないです。
ダニの死滅温度は50度以上と言われており、天日干しだけではなかなかその温度まで布団が温まりません。
また、布団を叩くという行為も、布団の内部のダニの死骸や糞が粉々になって飛散するだけなので、ダニを殺す効果はなく、かえって空気中に広げてしまい逆効果になることもあります。
正しいと思っていたダニ退治が、実は効果がなかったということを知って、ショックを受ける人も多いでしょう。
ですが、そこで諦めてはいけません!家からダニをなくすためにも、本当に効果のあるダニ退治の仕方を身につけるべきです。
コインランドリーの乾燥機は大容量なだけでなく、家庭用洗濯乾燥機と違ってガスで高温の熱風を大量に発生させます。そのため、ドラム内がダニの死滅温度である60℃に達しやすいほか、さらに温度調節で高温処理をすることも可能なのです。
シュッと吹きかけるだけで手軽にダニを駆除できる「ダニアーススプレー」が役立ちます。スプレーが乾いたら、掃除機でダニの死骸を吸い取りましょう。
布団だけでなくカーペットや畳、ベッドのわきに置いてあるぬいぐるみ、カーテンなど部屋のいたるところにダニは潜んでいます。
掃除しないでおくとホコリやアカ、フケなどのゴミがたまり、ますますダニの繁殖を促すことに。
なるべく家全体をこまめに掃除するようにしましょう。
いくら部屋の換気をまめにしても、室内に洗濯物を干したりすれば、湿度は上昇してしまいます。
天候などによって、どうしても室内に干さなければならない場合は、カーペット敷きの部屋や和室を避けて、浴室やフローリングで湿気を吸収しない床材の部屋に干すように心がけましょう。
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