放射線療法はがん細胞に放射線を当てることで、直接切り取る作業をせず、がん腫瘍をなくしたり小さくしたりすることができます。
ステージ4の癌だとしても治療法はある
癌のステージ4と聞かされて、諦めている人はいませんか?
すべての病院ではありませんが、ステージ4の癌治療に特化しているところがあります。
治療法がまったくないわけではないのです。
今回はステージ4の癌の治療方法などについてまとめてみました。
・リンパ節転移や遠隔転移はないが、腫瘍が2つ以上で、サイズが2センチより大きく、門脈・肝静脈や胆管などに広がっている(ⅣA期)
・リンパ節転移している(ⅣA期)
・遠隔転移している(ⅣB期)
・がんが膵臓の周囲の主要な血管や臓器を巻き込んでいる(Ⅳa期)
・第3群リンパ節や、肝臓・腹膜など離れた臓器に転移をしている(Ⅳb期)
薬物療法のひとつで、抗がん剤の投与によってがん細胞の増殖を妨げ、攻撃するため、全身に転移してしまったがん細胞に効果がある全身療法です。抗がん剤は現在100種類以上あり、投与方法は点滴などの注射と経口の2種類があります。化学療法はがんを縮小させるために手術療法前に行われることもあれば、再発を予防するために手術療法後に行われる場合もあります。
患者さん本人の細胞を利用して行われる全身療法で、「手術療法」「化学療法」「放射線療法」の三大療法に次ぐ、第四の治療法と呼ばれています。免疫療法には歴史があり、体の免疫全体を底上げすることでがんに対抗するものから、がんに特化した免疫細胞に作用するものへと発展しました。
放射線を照射してがんの病巣を攻撃する局所療法です。
放射線療法は大きく分けて、体の外側から高エネルギーの放射線を照射する「外部照射」と、薬の投与や針の埋め込みなどによって体内に弱めの放射性物質を取り入れて照射する「内部照射」があります。よく使用されるのは、レントゲンなどでも使用されるX線ですが、ほかのタイプの放射線の実用化も進んでいます。
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