レンタルの場合、利用ごとに常に整備の行き届いた機材を安心して利用できる点が大きなメリットです。
購入の場合は使用ごとにセットアップ作業、使用後には清掃や数量チェック、消耗品の定期的なメンテナンスが不可欠です。リースの場合も、購入同様に日常の維持管理は契約者が実施する必要があるので手間と費用がかかります。
無線機はレンタルと購入はどちらがお得?業者選びのポイントとは?
イベントなどがあると、意外と無線機は必要となります。
人が混雑している時の連絡手段として、主催者側が用意するでしょう。
しかし、無線機はレンタルと購入、どちらがお得なのでしょうか?
今回は業者選びのポイントなども合わせてまとめてみました。
レンタル品は資産に計上されません。レンタル費は経費での処理が可能ですので利用ごとの費用が把握し易いです。
リースは資産に計上される場合とそうでない場合がありますが、いずれの場合も毎月一定の支払いが必要となります。資産計上されていない場合でも、簿外に資産が存在するような状態となります。
レンタルやリースの場合、契約した期間分の費用負担となりますので似ているイメージですが、レンタルは1日から契約できるのに対し、リースは基本的に5年もしくは6年(無線機の場合)の期間が適用されます。
従いまして、数日間の短期的な利用の場合はレンタル、中長期的な利用の場合はリースがイニシャルコストとして優れています。
初めて無線機のレンタルサービスを利用される方には、業者を知る前に「どんな機種があるのか」を事前にリサーチしておくことが大切です。
例えば、免許なしでも使える無線機は、大きく「特定小電力トランシーバー(特小)」「デジタル簡易無線トランシーバー(デジ簡)」の2つに分けられます。この違い、ご存じですか?
また、この業界では同じ機種でも業者によってレンタル価格が異なるので、機種ごとの相場も知っておくと良いでしょう。
レンタル業者のサポート体制も、しっかり確認してから選ぶようにしましょう。
「使い方がわからない」「故障してしまった」といったトラブルが起こった場合、対応の質は業者によってかなり変わってきます。最近では、専門スタッフが現地でレクチャーしてくれるという親切な業者も出てきています。
具体的に、どのようなバックアップ・サポート内容を提供している業者を選べばよいのか。そのポイントを紹介します。
「明日、急に必要になった」「追加で何台か手配してほしい」。そう思ったときに、業者の営業時間を見ると、すでにクローズしていた…という場合もあります。
早朝や夜間、土日でも対応してくれる業者だと便利ですし、もし何かあったときにも頼りになります。
また、保証制度も要チェック。紛失や破損をした場合、買取(1台数万円)となる業者もありますが、業者によっては破損保証サービスを用意しているところもあります
購入して使いづらくても、もう返品することはできません。レンタルで使い勝手を確認するという借り方も賢い方法です。操作や自分の操作スキルを確認しながら、最終的にこれだと思った無線機を購入するという手もあります。また、ずっと使うのか、スポットで使うのかによっても、安いか高いかが変わってきます。長期に使うのであれば、使用する無線機によってはレンタルの方が高くつくこともあります。
無線機が発する電波の強さによっては、免許申請が必要な場合があります。もし免許を取得しないで無線機を使うと、電波法違反になり処罰の対象になってしまいます。無線機の種類によって免許の種類が変わり、それぞれの手続きが複雑なため自分で申請しようとすると、申請書に記入する段階でうんざりしてしまうかもしれません。
いつも使っていない無線機の場合には充電していなくてすぐに使えないというデメリットが発生します。イヤホンも引っ張ったりするとコードの中で断線したりして声が聞こえなくなったり、劣化して裂けることもあります。
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