納骨堂の選び方その1は、納骨堂がどこにあるのかです。自宅からの公共交通機関の乗換え回数、最寄駅やバス停からの距離・道幅・上り坂の有無など将来お参りに来てくれる方の交通手段を想定して選びましょう。また東京の納骨堂は駅から徒歩でいける場所にあるところが多いのですが、駐車場がない場所も多いので注意しましょう。
東京でおすすめの納骨堂とは?各場所によって特徴が異なる?
東京では墓地用の土地が少ないこともあり、納骨堂を利用する人が多いようです。
今回は東京にあるおすすめの納骨堂や各地で変わる特徴によってまとめてみました。
納骨堂の選び方その2は、宗旨宗派についてです。ほとんどの納骨堂は宗教宗派を不問とするところが多いです。しかし、中には過去の宗教を問うところや、在来仏教のみ、つまりキリスト教やカトリック教はNGとされる場所があります。また稀に、檀家になる必要があるところもあります。
なかには大切な故人の遺骨と直接向き合ってお参りができないタイプもあります。従来のお墓と比べると規模が小さいことやお供え物等の自由がないことから、何となくそっけないお参りのように感じる方もいますので、安さや立地条件だけで選ぶのではなく、後悔することのない参拝ができるか、お参りできる時間や日にちに制限があるかどうかもチェックしましょう。
個室の参拝室を8室完備しており、周りを気にせずゆっくりと時間を過ごせる
大型モニターが用意されていて、戒名・遺影・思い出の写真・映像の4種類の中から、自由に表示してもらうことができる
一般的に納骨堂の費用は納める遺骨の人数によって決まります。
一人用の納骨堂は、全国平均で50万円程度だと言われています。
最初に支払う費用以外に別途管理費がかかる納骨堂もあります。
管理費は1年あたり2千円から1万5千円ほど相場になっています。
親族の遺骨も一緒に納骨したい場合は、平均で約100万から200万円程度かかると言われています。
人数が増える分だけ、その分料金も上がっていきます。
公営の納骨堂は行政が運営しているため、全体としては民間・寺院の納骨堂に比べて料金が安いです。
経済的にお墓を持てない人も多数いるため、公営の納骨堂を希望する人がたくさんいます。
公営の納骨堂は、人気なため埋まっているものが多く、多くの人が空きを待っている状態です。
公営の納骨堂に入れるかどうかは抽選で決まることになります。
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