一般的に「リフォーム」とは、老朽化した建物を新築の状態に戻すことを言います。マンションやアパートの場合には、入居者退居後、その入居者の住む前の状態に戻すことを指す場合があり、原状回復とも言われてたりします。
リノベーションとリフォームの違いは?優良業者の選び方
リノベーションとリフォームの違いとは、どんなものでしょうか?
どちらにしても、優良業者に依頼しなければ失敗になる可能性があります。
今回は優良業者の選び方についてまとめてみました。
「リノベーション」とは、既存の建物に大規模な工事を行うことで、性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりすることを言います。
英語で「renovation」は「革新、刷新、修復」を意味し、リフォームがマイナスの状態のものをゼロの状態に戻すための機能の回復という意味合いに対して、リノベーションはプラスαで新たな機能や価値を向上させることを意味します。
設備の変更や修繕など、システムキッチンやユニットバスの入れ替えや壁紙の貼り替え程度の比較的小規模な工事は「リフォーム」に分類されます。一方、間取り、水道管、排水管、冷暖房換気設備の変更など大規模な工事は「リノベーション」に分類されます。
チェック リノベーションの工事が完了した後に、建物に何かしらの不具合が出てこないとも限りません。
そんな時に、きちんとアフターサービスをしてくれるか確認するようにしましょう。
また、アフターサービスをしてくれるとしても、「どのような基準があるか」「アフターサービスを対応してくれる期限はどれくらいか」についても細かくチェックするようにしてください。
ただ単に「リノベーションしたいから」といった理由で、リノベーションする方はいらっしゃらないと思います。
デザイン以外にも、各々希望とする条件があるはずです。
希望の条件を整理して、優先順位を決めましょう。
そうすることで、短い時間で選ぶことができると思いますよ。
リノベーションを取り扱う業者には、「工務店」や「設計事務所」など様々な種類があります。
工務店であれば、一戸建てのリノベーションが得意である傾向にありますし、設計事務所であれば、独創的なデザインのリノベーションに期待ができます。
このように、それぞれの種類の業者によって得意とするリノベーションが異なりますので、一度業者に得意分野について聞いてみるとよいでしょう。
リノベーションを依頼する時は、しっかりと会社の特徴を把握することが大切です。
得意とするリノベーションなどもあるため、自分たちが行いたいものとマッチしているかを把握しましょう。
少なくとも4~5社へ依頼しましょう。
この時に気をつけることは、「同一条件」で見積依頼をすることです。
条件や予算を合せることで、公平かつ正確な比較ができます。
何社も比較するのは手間がかかるし、気負いしてしまうこともあるかと思います。
しかし、本当に良い部屋を仕上げるためには避けては通れないステップなのです。
電話やメールの対応です。
どれだけ見積金額が低く、カッコイイデザインだとしても、
リノベーション会社との信頼関係が築けなければ、依頼はできません。
新築物件と異なり、築数十年の物件をベースに「この世で1つのオリジナル」を作り出します。
細かい点をあげれば、イメージとの相違や思いもよらないトラブルが起こります。
施工実績です。
各業者のホームページには、過去の施工実績が多く掲載されています。
自身のイメージに合った設計・デザインがあるかはもちろん、
様々な事例を見ている間に、新たなアイデアがひらめくこともあります。
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