耳を傾けてくれながらも、プロの考えをしっかりと、しかし分かりやすく説明してくれる業者がベスト。その上で、最善の方策を提案してくれる業者を選ぶことができれば、それが風呂(浴室・お風呂)リフォームの成功につながります。
水回りリフォーム業者の選び方とは?浴室リフォームの注意点
浴室リフォームは費用も高額になりやすいため、どんな業者に依頼するべきか迷う方もいるでしょう。水回りのなかで浴室を改修したいと考えているなら、失敗を避けるための業者選びのコツを知っておく必要があります。どんな基準で選ぶといいのか解説します。
あなたの希望を無条件に採り入れてくれる業者が最善というわけでもありません。なぜなら、浴室のリフォーム、特に階上に新しい浴室やシャワールームを設けるリフォームの場合、配水設備や防水など、素人ではよくわからない部分も少なくないからです。
それなりの費用がかかるリフォームでは、質問をしたときに正しく答えてくれるかどうかも注目しておきましょう。
どの業者も似たようなサービス内容であれば、話しやすい担当者や、提案が希望が似ている担当者など、人で選ぶ方法もあります。
会話をしていて楽しい担当者であるかどうかもキーになります。
リフォーム完了後の具体的なイメージを擦り合わせるためにも、気持ち良くコミュニケーションを取れる人に担当してもらいたいものです。
失敗した皆さんのリフォームに関しての考え方には
以下のような共通点がある事に気づきました。
1.リフォームはどこの会社がやっても同じなので安い業者に頼んだ。
2.近隣の評判やどこに有る会社なのか等は特に気にしなかった。
3.相見積は合計金額だけを比較して、内容は特に検討しなかった。
大事なのは自分に合う業者かどうかということ。技術、費用、アフターサービス、デザイン、経験、事業規模などのバランスが、自分が求めるものと合致しているかを見極めることが肝心です。
浴室など水回りのリフォーム業者を選ぶポイントは、幅広い点で比較することです。
訪問販売で考えずに決めてしまう場合や、自分で連絡しても安さだけで決める場合は、失敗する可能性があります。
浴室の窓は、換気のためにも便利であり、景観を楽しむことでリラックス効果も期待できます。しかし、大きく作りすぎることで外から見えやすくなることや、落ち着かないこともあるため注意が必要です。外からの視線や窓からの景観には注意しましょう。また、窓と反対側に照明を設置してしまうと、影絵のように中にいる人が見えやすくなることもあります。
どのような素材を使うのか、「和式」「洋式」どちらにするのか、壁や天井に使われる素材はタイル、ステンレス、木製、樹脂系とさまざまな種類があります。
どのような浴室にしようか人それぞれイメージしているデザインがあるでしょう。
そのデザインにより近づけるためにもいろいろな種類を知り、特徴やメリット・デメリットを把握してください。
建物により使用する商品が違います。
その建物に適した商品があるので、その商品を使うようにしましょう。
水回りのリフォームで注意したいのが、価格の面です。
設備を変えなければならない、建物の構造を変えなければならない場合は、思わぬ費用が発生することもあります。
古くなった床などから水漏れによって周辺部分の木材が傷んでいると、単純に設備を交換するだけではなく、お風呂と隣接する基礎や壁など、大幅な工事が必要な場合があります。
湯船を大きくしたい場合、親子二人であれば180cm程度の幅があると、ゆったり入れますが、今のお風呂場の広さには無理が無いか、脱衣所との仕切りを動かす必要はないかなどの確認が必要です。
使い勝手を考慮して、細かい部分にまで配慮できるリフォームにしましょう。
水栓も重要ですよね。今は機械で操作するものが圧倒的に多いので、簡単にボタンをおしたりノズルを回したりするだけでいいものがおすすめです。お子さんにも簡単に使えて、お年寄りにも使いやすいので、操作も安心です。
扉も結構重要です。形式としては引くか押すタイプ開き戸、スライドするタイプの引き戸、途中で折れるタイプの折れ戸が主流ですね。これらは使い勝手の問題になってくるので、きちんと選んだほうがいいです。
お年寄りがいる場合は大き目の手すりを取り付けるなどしてより安全性を重視。
手の届く場所にはタオルかけなどを取り付けないようにしておきます。
見積もりを依頼する際、必ず複数社に見積もりを依頼するようにしましょう。1社だけでは価格が適正なのか判断できません。また、優良業者に工事を依頼するためにも、業者を比較する必要があります。
なぜなら、リフォームには電化製品のように「定価」というものが存在しないからです。
リフォームにかかる日数も変わってきます。
リフォームの目的が明確になってからリフォーム会社に見積を取るようにしましょう。
また、耐震補強や介護などを目的としたリフォームのように、目的によっては国や自治体から補助金が出たり、低利で融資が受けられたりするなどの助成制度が設けられている場合があります。
リフォーム業者によっても見積書の書き方が違うことがあります。
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