一言でいうと、悩みや心の問題を抱えている方を、会話や心理療法でサポートする人のことです。
人の役に立ちたい人におすすめ!心理カウンセラーというお仕事
現代人はストレスを抱えている人が少なくないため、心理カウンセラーというお仕事が注目されています。自分に合った仕事がまだ見つかっておらず、人の役に立ちたいと考えているなら、心理カウンセラーというお仕事に注目してみましょう。
絶対的に求められる条件は、「話しやすさ」です。なぜかというと、苦しい事を打ち明けてもらう事が、心の問題解決の大きな糸口になるからです。
ストレス社会の現代では、いろいろな場面で心理カウンセラーが活躍できます。
民間のカウンセリグルーム(総合的カウンセリングから結婚・離婚問題、就職などの相談)
メールカウンセラー(メールによる個々のカウンセリング)
恋愛カウンセラー(恋愛問題を専門に扱うカウンセリング)
いのちの電話などのボランティア相談員(虐待防止やいじめ相談など、ボランティアで受付)
独立開業(職場、自宅、出張、セミナーなどによるカウンセリング)
現在の仕事に役立てる(医療、福祉、接客、営業などの仕事に活かす)
身近な人間関係に役立てる(家族や友人、近所、親類などとの関係)
主に企業内の相談室や併設のカウンセリング施設で勤務し、企業で働く人の心身の健康づくりをサポートします。人間関係や職場環境などに関するカウンセリング業務のほか、メンタルヘルスの啓発、キャリア支援にも携わります。
仕事としてやっていきたい方が気になるのが、給料の面でしょう。
一般的に病院などで正社員として心理カウンセラーに就業できた場合、給料の目安は20~30万円/月。年収だと300~400万円になります。
スクールカウンセラーだと時給4,000円~5,000円程度(平均的な勤務形態は週8〜12時間。週10時間勤務だと月20万円)です。
私がこれまでたくさんのカウンセラーにあってきた経験からすると、臨床心理士などの名のしれた資格を持っている人でも、年収300〜400万円程度の方が多いように見受けられます。
心理カウンセラーのお仕事に興味を持ったら、どんな人が適任なのか確認してみましょう。
クライアントと1対1で向き合うカウンセリングにおいては、クライアントの声にしっかりと耳を傾け、共感する姿勢が不可欠となります。
心理学は奥が深く、専門的な知識がたくさん必要になるからこそ、心理カウンセラーは常に自己研鑽に励むことが大切です。
日本の歴史的に、心理カウンセラー領域での統一技能を証明する資格というものがなく、関係者の間では、長年国家資格化が切望されてきました。
大学と大学院を卒業してから取得できる資格として、臨床心理士があります。臨床心理士は心理の資格で最も認知度が高く、信頼度も高い民間資格です。
心理系の資格はたくさんありますが、代表的なものは次の10種類。これらの資格を取得することで心理カウンセラーへの道が開きやすくなります。
最終的に国家資格を目指す方は、どのような人が受験資格があるか確認しておきましょう。
1.「公認心理師になるために必要な科目」を心理学関係の大学と大学院を出て修了する。
2.大学で公認心理師になるために必要な科目を修めて卒業し、文部科学省令・厚生労働省令で定める施設で、規定の期間以上心理関係の仕事に従事する。
3.1.2の条件と同等以上の知識・技能を有すると認められる。
- 1
- 2