目の上のたるみが気になる方の整形術とは?

目の上にたるみが出てしまうと、表情も眠たそうになってしまうでしょう。そのような悩みを解消する整形手術は、どんな対策があるのかまとめました。目の上のたるみを改善させる、眉上切開の方法を解説していきます。

FC2USER591226DPM さん

7 PV

目の上のたるみは何故おこるの?

目の周りの皮膚は薄いため、20代~30代の方でも老化や疲れの影響が出やすく、お悩みの多い部位です。二重整形風メイク、コンタクトレンズ、パソコンの長時間使用などで目を酷使したり、花粉症などで目をよくこする方もたるみやすい傾向があります。

多くの場合、加齢によるものだといわれています。年齢を重ねると、自然に皮膚のハリは失われ、皮膚の筋肉がゆるんできます。特に、目の周りの筋肉を支えている眼輪筋が弱ると、まぶたがゆるんできてしまうのです。

一日中パソコンやスマートフォンなどの画面を見ている人は、無表情になっていることが多いので気をつけましょう。思いっきり笑って表情を動かしている人は、眼輪筋が強く収縮するので、筋肉も衰えにくいのです。

目の上のたるみは、年齢とともに発生してくるものです。
個人差はありますが、年齢を重ねるとできやすくなります。

加齢で徐々にまぶたが下がってきたわけではないなら、眼瞼下垂も疑う必要があります。

まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱まり、十分に目が開かなくなる眼瞼下垂という症状があります。目をしっかり開けることができないため、皮膚が目尻にかぶさり、たるみのように見えてしまいます。

生まれた時から眼瞼拳筋の発達が悪い先天性眼瞼下垂の他、最近では加齢とともに起こる老人性下垂、白内障などの目の手術後、コンタクトレンズを10年以上使っている人にも起こるようです。

目を開けるための筋肉(眼瞼挙筋)が弱った状態を補うために、目を開ける際に額の筋肉を使い、額にシワが刻まれてしまったり、まぶたの皮膚がたるんで下がることで視界がさえぎられ(皮膚弛緩症)、上方が見えにくいためにあごを上げて物を見るようになり、肩凝りや頭痛が起こったり、弱視の原因にもつながるなど、眼瞼下垂の症状はさまざまです

眼瞼下垂はまぶたが上げづらいだけでなく、身体症状にもつながる可能性があります。
原因不明の肩こりや頭痛がある方も注意が必要です。

眼瞼下垂で身体症状が出ている場合、治療が必要だと判断できるため、保険の適用となります。

①健康保険が使える医療施設で治療を受けること

美容外科の中には症状に関わらず健康保険を扱っていないところもあるので事前に確認しましょう。

②診察によって日常生活に支障をきたしていると判断されること

眼瞼下垂の治療は基本的には保険適応となり、費用は3割負担です。(70歳以上の高齢者は1割負担です)

眼瞼下垂で保険を適用させるためには、医師の診断が必要です。
加齢による眉上のたるみとは異なるため、専門家に相談しましょう。

視界に問題がない、頭痛、肩こり、不安障害がないとすると眼瞼下垂とは診断されないと思います。

まぶたのたるみで利用できる眉毛切開とは?

眼瞼下垂ではない方が選択できる方法といえば、眉毛切開の施術法です。

上まぶたの腫れぼったく重い方、二重の幅を自然に広げたい方、
一重の方で目を大きくし視野を広げたい方 、眉毛を挙げてモノを見るクセのある方、
おでこのシワが気になる方などに良い適応です。

二重ライン上の皮膚の厚みを軽減することができるため、加齢とともに二重ラインが狭くなってきた方や、20~30代の方でも、上まぶたの腫れぼったさが気になっている方には特に適した方法です。
手術では、眉下のラインに沿って切開するため、傷跡が眉毛に隠れて目立ちにくいことが特長です。

二重のラインに沿って上瞼を切開し、たるんでしまった余剰な皮膚を取り除く方法と比べ、眉下切開法は眉毛の下のラインに沿って切開をする方法のため、傷跡や浮腫みがほとんど目立ちません。

眉毛切開は、眼瞼下垂だと診断されず保険が適用できない方にもおすすめの方法です。
まぶたのたるみを引き上げ、眉毛下で切開します。

眉毛切開はメスを入れる方法のため、リスクを把握しておきましょう。

上眼瞼リフトは、眉毛の下で余分な皮膚を切除して縫合する手術であるため、眉毛の下のラインに傷跡が残ります。

「上眼瞼リフトで目頭側の二重の幅を広げてください」という方がいらっしゃいますが、物理的に、上眼瞼リフトだけで内側(目頭側)の二重の幅を広げるのは難しく、広げられるにしてもごくわずかであることが多いです。

眉毛の下を切開する方法のため、眉毛が薄い方の場合は傷跡が見えてしまうことがあります。
医師の技量によっては目立ちにくくできる場合がありますから、相談してみましょう。

デメリット以上にメリットが勝る場合は、眉毛切開を受けるとよいでしょう。

クオリティーによっては年齢制限のない手術となります。(実際に当院の症例は10代~90代です。)眉下切開を若い人に行えるようになると、さらに応用も範囲が広がります。

そして何と言ってもダウンタイム、腫れや痛みが比較的少ない(個人差あり)ことも特徴の1つです。

  • 1
  • 2
PR