アレルギーを抑える力も強く、かつ抗ヒスタミン薬で生じやすい「眠気」の副作用をほとんど起こしません。
シェアする
健康成人男性20例に本剤20mgを空腹時単回経口投与したとき、血漿中濃度は速やかに上昇し、投与後1.00時間で最高血漿中濃度277.86ng/mLに到達した後、消失半減期10.54時間で消失した。
眠気を起こしにくく、添付文書の運転に関する注意の記述も省かれています。
ビラノアの第二世代抗ヒスタミン薬としての一番の特徴は、強い効果と眠気の少なさということがわかります。
ビラノアの良いところは
①即効性がある ②眠気がとっても少ない ということ。
ビラノアはなんと1時間ほどで、血中濃度が最大に達する
すなわち1時間ほどで効果が表れる、、、ということ。コレって結構画期的なことなんです。
健康成人男性20例にクロスオーバー法で空腹時及び食後(高脂肪食)に本剤20mgを単回経口投与したとき空腹時に比べ食後投与時のCmax及びAUC0-tはそれぞれ約60%及び約40%低下した。
食後服用でAUCが40%低下。
ビラノア®は食事と一緒に服用することで効果が大きく下がることがわかっています。
試験では食後に服用することで半分近く吸収が下がっています。ですので、ビラノア®は「食事の1時間以上前、もしくは食後2時間以上経ってから」飲むようになっています。
ビラノアは1日1回の服用で、食事の影響を受けて効き目が低下するため、食前1時間と食後2時間の計3時間は服用を避ける必要がある。
- 1