【薬のまとめ】トラマールOD錠

成分名:トラマドール塩酸塩

TAMA1982 さん

30 PV

SNRI様作用を併せ持つ弱オピオイド

トラマドールはコデイン類似の合成化合物であり、その鎮痛効果は、μオピオイド受容体に対する弱い親和性とセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害作用をあわせもつことで発揮されると考えられている。

コデインの合成アナログ製剤である。

μオピオイド受容体の部分的なアゴニストとしての作用と、セロトニン・ノルアドレナリンの再取り込み阻害作用とを併せ持つ。

μアゴニストと三環系抗うつ薬の作用を併せ持った鎮痛薬、フェノールエーテル系鎮痛薬

オピオイド受容体への結合、モノアミン再取り込み阻害作用により強い痛みを抑える働きがあります。

通常、非オピオイド鎮痛剤で治療困難ながん疼痛、慢性疼痛の治療に用いられます。

モルヒネの1/6~1/10の鎮痛効力がある

WHOの分類では弱オピオイドに分類され、中等度までの痛みの治療に使用され、モルヒネの1/6~1/10の鎮痛作用を有している。

モルヒネの10分の1の鎮痛効力があるとされ、これと比較すると比較的安全で乱用性は低いとみなされている

鎮痛力価はコデインとほぼ同等でモルヒネの5分の1ないし10分の1程度

WHOの分類では弱オピオイドに分類され、中等度までの痛みの治療に使用され、モルヒネの1/6~1/10の鎮痛作用を有している。

モルヒネよりも依存性の弱い鎮痛薬の開発を目指して創製されたアミノ基を有するフェノールエーテル化合物

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