自分の顔にも体型にも性格にも
本当は自信全然ないから
劣等感にやられてメンヘラを発動しちゃうことがよくある。
あの子の方が全然いいとか
毎回他人と比べて萎える
認知度が高まっている精神障害の恐怖!自己愛性パーソナリティ障害について勉強していこう
自分に対して劣等感を持っている人は、注意しておきたい精神疾患が自己愛性パーソナリティ障害です。
今回の記事では、そんな自己愛性パーソナリティ障害についてご紹介していきます。
Aplisia17 さん
自分にコンプレックスや劣等感を抱いている人って多いですよね。
実際、自分自身を見つめなおしてみると良い部分だけではなく悪い部分も見えてきます。
しかし、自分に対して劣等感を持ちすぎると病気になってしまう可能性が高まるので、このような人は注意が必要ですよ。
劣等感やコンプレックスが強すぎるためで、他人を批判することで自分が優位な立場に立とうとします。
弱い立場の人間を傷つけたり否定することで、自分が偉くなったと思いたいわけですね。
劣等感が強くなると病気を発症してしまう原因となってしまいます。
自分に抱いている強い劣等感を放置することで、自己愛性パーソナリティ障害を発症させるのです。
ここでは、自己愛性パーソナリティ障害の症状についても見ていきましょう。
自己愛性パーソナリティ障害が引き起こす二次障害とは、例えば自傷行為、うつ、パニック障害、摂食障害、不眠症、心身症、不安障害などが含まれます。
これらの症状が表出することで医療機関を受診し、原因を探っていくと自己愛性パーソナリティ障害があった、ということが多いようです。
顕著な気分反応性による感情不安定性(例:通常は 2~3時間持続し、2~3日以上持続することはまれな強い気分変調、いらいら、または不安)。
慢性的な空虚感。
不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困難(例:しばしばかんしゃくを起こす、いつも怒っている、取っ組み合いのけんかを繰り返す)。
一過性のストレス関連性の妄想様観念、または重篤な解離性症状。
・共感能力が乏しく、他人の辛さや苦しみが理解できない、かわいそうに思えない。
・他人の痛みが分からないので、目的のためなら人を人と思わないような言動が取れる。
・共感能力と自己抑制機能はある程度関連しており、一方が弱いともう一方も弱い
・共感能力と前頭前野の機能はある程度関連しており、一方が弱いともう一方も弱い
・自己評価がとても低いが、気が強く自分のこだわりや意思が強いので、ハタから見ると自己評価が低いようには見えない。
一般的に精神疾患の治療は難しいとされています。
自己愛性パーソナリティ障害の治療についても同じことが言えるでしょう。
基礎知識として自己愛性パーソナリティ障害の主な治療方法についても勉強しておくのがおすすめですよ。
メンタライゼーション:グループ療法と個人療法とを組み合わせて行われます。
自分と周りの人に対する理解を深めることが目的で、自分の頭の中や、他人の心の中で何が起きているのか、気づけるようにします。
境界性パーソナリティ障害の治療に効果があります。
治療では、支持的精神療法、認知行動療法、精神分析的精神療法などの精神療法(orカウンセリング)が行われます。
境界性パーソナリティ障害に対する治療プログラムが科学的に有効であることがわかり、効果の高い治療法も開発され、実際の治療に活かされています。
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