医学部予備校を選ぶためには、自分の志望大学に沿った選択をする必要があります。例えば、国公立大学の医学部を志望している場合、センター試験で高得点を取る必要がでてくるので、センター試験対策に力を入れている医学部予備校を選択した方が良いでしょう。一方、私立大学の医学部を目指している場合は、各大学の出題の傾向がある程度明確なため、大学ごとの対策をしっかり行っている予備校を選ぶ必要があります。

医学部専門予備校は、大手とくらべて規模が小さいため、きめ細かいサポートが期待できます。少人数のクラス編成などで、講師やスタッフと生徒の距離が近いという特徴があります。そのため、自己管理が苦手な人は怠けることなく勉強に取り組める環境が整っていると言えるでしょう。また私立大学医学部対策に特化した予備校が多く、各大学の出題の傾向やその他の受験に関する詳細な情報を持っています。特に私立大学は大学別に対策が大きく異なるため、こうした情報は合格にとても役立ちます。

大手予備校のハイレベルな授業が消化しきれない生徒も出てきます。大手予備校の授業は、基礎が身についていることを前提として、応用中心で進められる場合が多いからです。基礎が固まっていない場合、極端な苦手科目・分野がある場合などは、授業が高度すぎて、なかなかついていけません。分からないところが出てきても、一斉授業ではすぐに質問するのは難しい面があります。

東京都内やその近辺は、他の地域と比べても医学部の数が多いため、必然的に医学部予備校も豊富に存在しています。各学校が独自のカリキュラムや指導法を打ち出しているため、予備校選びが非常に難しい地域です。積極的に情報を集めたり、可能であれば学校説明会などに足を伸ばしてみましょう。

「自分はなまけやすい」「集団授業でついていけなくなるのが不安」「マイペースで勉強したい」という人は個別指導が最適。一方、「同じレベルの学生と競争しながら学ぶ方が、モチベーションが保てる」という人は少人数や集団授業がおすすめです。少人数や集団授業が希望だけど、人数が多すぎて先生に質問がしづらいと言う人は、個別授業と少人数制授業を組み合わせているコースも視野に入れるといいでしょう。

やはり医学部予備校を選ぶポイントとしては「授業体制が自分に合っているか？」などが重要だと思います。予備校によっては集団授業だったり、完全個別指導だったり…と授業体制が違います。学習計画まで一緒に立ててくれる管理の行き届いた予備校もありますし、自由度の高い予備校もあります。

寮の自室には机と椅子が用意されていますが、プライベートエリアにはベッドやパソコンなど誘惑があり、なかなか勉強に集中できない人も多いかと思います。
寮内に自習室があれば、予備校のように集中して勉強ができるので、帰宅後や通学前に質の高い学習をすることが可能です。
また、１人で学習するよりも周囲に頑張っている寮生がいると刺激になり、より勉強がはかどるといったメリットもあります。

通学の時間もなく、最大限まで勉強時間を確保可能なので圧倒的な学習量をこなしていくことが可能です。

また、台風や大雪、電車のダイヤトラブルなどの影響により通学が困難になることもなく、毎日同じペースで学習できるメリットがります。

校舎と一体型でも個室はプライベートが確保されており、セキュリティー面も万全なので、落ち着いて過ごせます。

医学部予備校は、医学部受験に特化した予備校であり、医学部合格に必要な範囲に絞って効率よく学習することが可能です。

少人数体制のアットーホームな環境で面倒見の良い指導を行っているため、学習管理も徹底しており、偏差値40からでも医学部合格者を誕生させている予備校がたくさんあります。

医学部予備校は少人数制の丁寧な指導が特徴的で、自己管理が苦手な受験生でも徹底したフォロー体制により、勉強に集中することができます。

いっぽう、大手予備校は全国の優秀なライバルと切磋琢磨できるため、まけず嫌いな生徒や、マイペースにどんどん勉強したい人に向いています。