リフォームが決まったら、着工までに、現在の住まいの不便なところ、不満に思うところを洗い出しておきましょう。リフォーム会社と契約後には、要望を細かく伝え、疑問に思ったことは質問し、十分に納得してから施工を進めてもらうことが、理想の我が家に近づくためには大事なポイントです。
得する!リフォーム会社を比較する前に知っておきたいこと
どうせリフォームするなら、かかる費用を少しでも節約したいと思うのではないでしょうか。リフォームは高額な費用がかることが少なくないため、費用の節約は重要なポイントです。お得に利用するリフォーム会社の比較方法を紹介します。
リフォームは業者との念入りな打ち合わせが重要です。
国民生活センターによると
"住宅リフォーム工事に関する相談は、2011年度は13,497件、2013年度1月末現在でも10,153件(前年同期10,326件)の相談が寄せられている。
リフォーム工事で最も多いのが「言った、言わない」のトラブルです。
例えば壁紙の色を白か青かで悩み、最初は白のつもりだったが途中で青に変更する旨を打ち合わせで伝えたというケース。
「追加費用の説明がなかったのでサービスでやってくれると思っていた」という施主側と「追加費用の説明はした」という業者側の食い違いもよくある例です。
契約内容をよく確認せず契約してしまい、あとでトラブルがおきてしまうこともあります。
「この地区で無料点検をしています。」
「〇〇様邸で無料で屋根の点検をしますので一緒にいかがですか?」
「ご近所で工事をしているのでついでに」等。
このような言葉で屋根、壁の点検をしたがる業者は私の経験上ほぼ100%訪問販売の業者です。
とにかく大げさに不安をあおります。
そのような時はとりあえず一度帰ってもらい、他社に見てもらうか、建築士または専門家、行政機関に相談しましょう。
国民生活センターによると、リフォーム工事の相談では、訪問販売に関するものが目立っていて、雨漏りすると脅かされて契約した、高齢者が契約したことを家族が気付いて相談したなどのケースがあるとしています。
エレベーターやエントランス、駐車場・自転車置き場などは「共用」とわかるけれど、窓枠などが個人で替えられないということは知らない人もけっこういるもの。
耐震性の問題から、壁を取り除けない構造もあります。
柱を1本抜くということは、その周囲の別の柱や梁に建物の荷重がかかることになります。もともと、抜こうとしている柱がなくなることを前提として計算された構造であれば、柱がなくなっても問題はありませんが、その位置に柱があることで建物を構成している場合はその柱をなくすことはできません。
間取りを大きく変えたい場合は、水回りを移動できるかも確認しておきましょう。
排水管は勾配をつけなければ、水が流れにくくなり詰まりや漏水の原因となってしまいます。排水管が長くなるほど必要となる勾配も増えますが、勾配を確保するためには、床下の空間に充分な高さが必要です。
どうしても水回りの位置を変更したいという場合には、床を底上げしてスペースを作るという方法もあります。
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