ワキガ治療を受ける前に知っておくべきこと

自分はワキガかな?と思ったら、ワキガのことをもっと知りましょう。ワキガ治療を受ける前に知っておきたいことを紹介します。ワキガといっても症状には種類があるため、詳細を確認してみてください。

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ワキガってどんな病気?

そもそもワキガってどんな病気なのでしょうか?
ワキガの概要から解説していきます。

ワキガは、医学的には『腋臭症(えきしゅうしょう)』と呼ばれます。

腋臭症というと病気のようですが、実際にはあくまで「体質」です。
そのため人からうつるということは、一時的な臭い移り以外ではありえません。

自分は本当にワキガかな?と思ったら、両親にもワキガでないか聞いてみましょう。

多くの場合はワキガ体質が親から遺伝してしまったからです。

ワキガが遺伝するということは、アポクリン腺の数の多さが遺伝してしまったということですね。

20歳を過ぎてから急に「ワキガ体質」になるということもありません。 ワキガ体質は、遺伝的に決まっているからです。

アポクリン汗腺が多いと耳垢が湿る可能性が高くなります。

通常よりも濃い色の耳あかは、普段よりも汗をかく頻度が高い状態にあることを示しています。耳あかの色が濃ければ濃いほど身体から汗が排出されており、それによって体臭も強くなっているということを表しているのだそうです。

ワキガ治療の種類

ワキガの治療方法にも種類がありますから、確認しておきましょう。

保険診療 保険適用で受けられるワキガ治療法 重度のワキガ症状は、「腋臭症」として厚生労働省から病気と認定されています。

ワキガ治療に保険を適用させるなら、これらの手術方法を選択することになります。

剪除法とは
直視下摘除法や皮弁法とも呼ばれ、数あるワキガ手術の中で最も効果が高く確実な治療法です。ワキのしわに沿って2~3cm切開して皮膚を反転し、ニオイの原因となるアポクリン腺を直接目で見ながら取り除いていく方法です。

ニオイの原因、アポクリン腺を直視下で確実に丁寧に取り除いていきます。直接見ながら取り除くので、ほとんど取り残しがありません。

手術の時間がかかること、術後の安静が求められること、汗腺を念入りにとるほどリスクが高くなります。執刀医の方針や技術により、アポクリン腺をとる量、出血量、術後の痛みや過ごしやすさなどにかなりの違いがあります。

ワキガの治療法としては確かなやり方ですが、医師の技量により左右されてしまうデメリットもあります。

マイクロ波を使った方法で、保険は適用になりません。

ミラドライは皮膚を切ることなくワキガ・多汗症治療を行えるマシンです。マイクロ(電磁)波エネルギーを利用して、汗腺(水分子)をターゲットとし、ワキガ・多汗症の原因であるアポクリン腺、エクリン腺の機能をなくしていきます。

失われた汗腺は再生しませんので手術同様、長期間の効果をもたらします。米国のFDAも取得しているマシンなので安心してお受けいただけます。

稀に生じることのある副作用としては、腕の痺れや治療箇所以外(腕や胴体など)の腫れなどがあります。
これも短期間で解消する一時的なものです。

ワキガ治療にかかる費用

剪除法
健康保険が適用できるかどうかで料金は大きく変わってきます。

健康保険適用の場合 片側17,000〜20,000円 両側35,000円程度
自由診療の場合 両側で150,000〜400,000円程度

ワキガ治療を行っているクリニックを紹介

ローラークリンプ法という術式を採用しているクリニックです。

超音波+ローラクランプ法は、当院が開発し特許を取得した、手軽にできる「ワキガ手術・多汗症手術」です。

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