トイレのつまりを自分で直す!スッポンを使うときのコツ

トイレのつまりはスッポンを使って解消させることができます。しかし、一度もスッポンを使ったことがない方は、どのようにつまりを解消してよいのかわからないでしょう。スッポンの使い方や、つまり解消のコツを解説します。トイレがつまりは自分で直してみましょう。

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まずはトイレの種類に合った形状を選ぶ

トイレのスッポンと呼ばれるものは、ラバーカップともいいます。

実はこの道具、大きく分けて3つの種類があるってご存知でしたか?カップがお椀状になったものや、底が出っ張っているもの、カップにツバがついたものがあります。いずれも形状が合えば、トイレのつまりに使うことができます。

お椀状になったもの

お椀を逆さにしたような形状のラバーカップが売られています。

ホームセンターはもちろん、スーパーや100均でもよく見かけるタイプですが、実はこれ「和式便所用」なんです。

先端が出ていない、幅が広がっているのが特徴だ。

和式用は排水口が大きくなっているので幅広く使えるように出来ていますが、洋式トイレに和式用を使用したのでは、幅が広すぎてうまく吸えないために、下に出っ張りがついた構造になっています。

底が出っ張っているもの

ラバーカップの先端が出っ張っているものもあります。

先が出っ張っており吸引部分が、和式用よりも狭まっているのが特徴だ。
見た目は一目瞭然だろう。

現在のご家庭では洋式トイレが多いと思いますので、先が出っ張った洋式用を使います。また、先の出っ張り部分を出し入れできる兼用の物もあります。

強力な力で、洋式便所の詰まりを取り除きます。
先端を内側に押し込むと、通常の床排水口、和式便器、小便器などにもご使用頂けます

カップにツバがついたもの

複雑な形状にも対応しやすい、ツバが付いたラバーカップもあります。

普通の洋式用に「帽子のツバみたいなの」が付いています。このツバ部分が複雑な形状にもフィットし、排水口の隙間を塞いでくれるんです。

形はまさにソーサーに乗ったカップのようです。複雑な節水型便器にも対応できるという、ニュータイプの商品です。価格は千円を少し超えるくらいです。

事前しっかりと準備を

トイレのつまりを解消するときには、事前の準備が必要となります。

ラバーカップの他に、以下の5つを準備してください。

ゴム手袋
バケツ(10L以上)
雑巾
ビニールシート
ビニール袋

ラバーカップを使うとそのままでは確実に周りが汚水で汚れてしまうので養生しておくと安心です。便器を包めるぐらいのサイズの透明なビニールシートを用意して、真ん中に穴をあけてラバーカップの柄を通します

ラバーカップは水が無い状態では効果がありません。その為、水がある状態にしましょう。
現在トイレの便器に水が無いようだったらバケツなどでラバーカップの上くらいまで水を溜めておきます。

流すと水の量が増える

トイレのつまりを解消するときは、水の量に注意が必要です。

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