早めの対策を!妊娠線の基礎知識

プレママの皆さん。新しい命の誕生をわくわく待っていることでしょう。しかし、妊娠とともに気をつけなければならないのが「妊娠線」です。ここでは、そんな妊娠線ができやすい時期や対策についてまとめました。

FC2USER158419DEG さん

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妊娠線はいつからできる?

妊娠線はおなかが大きくなり皮膚が伸ばされることによってできる線状の跡です。

つまり、お腹がどんどん大きくなる妊娠中期から後期にかけてが妊娠線のできやすい時期と言えます。

80%の人が妊娠後期(8~10ヶ月)に、18%が妊娠中期(5~7ヶ月)に、
2%の人が妊娠初期(~5ヶ月)に妊娠線ができたと回答しています。

妊娠線は、一般的には、妊娠6ヶ月頃から出始める傾向にあります。

つわりが終わり、食欲が増す為に、体重が増加しやすい時期なので、
うなずけますね(;´д`)

ちなみに、少し見えにくい下腹部あたりから出始める人が多いので、
鏡などを使って、よく注意して見てください。

体重増加に注意する時期は、同時に妊娠線にも注意したほうが良いでしょう。

妊娠線ができやすい人とは

妊娠線は、全ての妊婦さんができるわけではありません。
妊娠線は、できやすい人とそうでない人がいます。

では、どんな人が妊娠線ができやすいのでしょうか?

皮下脂肪が多い人

皮下脂肪は弾力性が無い為、引っ張られても、
なかなか伸びる事が出来ず裂け易くなります。

また、妊娠してから増えてしまう皮下脂肪にも注意が必要です。

妊娠すると赤ちゃんを守るため、そして、お産にむけてエネルギーを蓄えるために、皮下脂肪をためやすい身体になります。

細身で小柄な人

小柄だと、骨盤が小さく、赤ちゃんの居場所が前しかなく、
お腹も前にせり出してしまいます。

細身の人や小柄な人も妊娠線ができやすいと言われています。これはお腹が大きくなると、狭い面積の皮膚が引っ張られてしまうために起こります。

普段からお肌が乾燥しがちな人も、妊娠線には注意が必要。乾燥している肌は、柔軟性が低く、伸びにくくなっていて、表面にすでに見えないくらいのひび割れができています。
そこに妊娠して急激に皮膚が伸ばされると、妊娠線は強く出てしまいがちに。

また、女性ホルモンによって乾燥肌が悪化してしまう場合もあります。

妊娠すると、肌荒れの原因となる女性ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されます。

多胎妊娠の人

多胎妊娠はお腹に赤ちゃんが2人以上はいるわけですから、通常よりもお腹が大きくなるのは当然ですね。その分、妊娠線はできやすいということになります。

経産婦の人は、一度子宮が伸びているので、お腹も大きくなりやすいです。
そのためお腹が大きくなりすぎて妊娠線ができやすくなると言われています。

経産婦は、初産のときに比べて80%の確率で妊娠線ができやすいといわれています。

ひとりめのときには念入りにケアする時間があるのに比べ、ふたりめ以降の経産婦は子育てに追われているため妊娠線のケアにかける時間の余裕もないことが多いですよね。さらにひとりめの妊娠で妊娠線ができなかったことで「体質的に妊娠線ができない」と思い込んでしまいふたりめ以降の妊娠では妊娠線のケアを怠ってしまうことも考えられます。

予防するには

一度できてしまうと一生消えないとも言われている妊娠線。
できれば作りたくないですよね。

ここからは、妊娠線ができないようにする予防方法をご紹介します。

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