騙されないためにも!水道業者選びの基礎知識

水道が故障した、水漏れしたというときは、業者に修理を依頼することもあるでしょう。しかし水道業者は頻繁に利用するわけではないため、適切な料金体制なのかわかりにくいことがあります。そんな際に騙されない工夫をしてみませんか?

FC2USER158419DEG さん

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悪徳業者に注意

水道業者のなかには、明らかに高い金額を請求してくるところもあります。

水道局の職員を装った男2人が訪問し、「漏水している。工務店に頼むと高い。今すぐ修理を依頼すれば半額でよい」と言われ、代金(46万6千円)を支払った。

男2人が来て、「水道局から頼まれた、水が漏れているので直す。」と言って2時間程度作業をした。同日に工事代金(38万円)を支払ったが、その後何の連絡もなかったため、水道営業所に相談した。

高すぎる料金を請求する業者には、特徴がみられています。

『事前見積をしてから作業します!』
広告にこう書かれていても、
実際来てもらうとあれやこれやと理由を付けて見積を出す前に作業をする業者。

『現地見積無料!』『出張費無料!』などと広告に書かれていても信用してはいけません。
必ず電話でしつこいくらいに確認しましょう。

排水詰まり直しのみで何と9万!

事前見積もりしてもらい家内がOKだしたものの…
部品交換なしで水道修理費9万円!
(1名の作業員が2時間位)請求されました。

まったく無関係なのに、水道局の職員を装う悪質な事例があります。

職員の「身分証明書」や、水道局か下水道局が発行した委託業者の「作業委託証明書」を必ずご確認下さい。

宅地内に入れず、勝手に作業させないで下さい。
その場ですぐに契約や支払いをしないで下さい。

インターホン越しに「市役所の方から来ました。水道局の方から来ました」と言うので、戸を開けた。作業服を着た人が、水道水に粉を混ぜ「こんなに汚いんだ。体に悪い。」とピンク色になった水を見せられた。

必要もないのに部品の交換をすすめてくる場合は、注意しましょう。

各家庭にチラシを配布し、緊急時の応急処置を依頼したお客様に対して、パッキン交換等の簡易な修理で済むにも関わらず、「水栓を交換しなければダメ」などと言い、不要な工事を勧める。

蛇口内のこま、パッキンの交換やシャワーヘッドなどの交換は無資格でも可能ですが、混合水栓の取替えや配管の交換、水漏れの修理などは資格がないと違法となりますので、ご注意下さい。

工事中や工事後に「いずれ必要になる」などと言われ、来訪を求めた工事以外の必要性を言われても、その場で即決せず、複数業者から見積もりを取ってから検討することが大切です。「トイレ詰まり修理のはずが、風呂場をリフォームすることになった」など、もともとの目的以外の工事や修理については、来訪要請に当たらないとして、契約の取消を主張できることもあります。

水道局指定工事店を選ぼう

水道の修理を依頼する場合は、水道局指定工事店にお願いしましょう。

水道や排水管などの修理を依頼する場合には、値段の安さや勧誘などに惑わされずに「水道局指定工事店」の業者を選ぶようにしましょう。

「指定給水装置工事事業者」とは、各地域の水道局から給水装置工事を適正に施工することができる水道業者として、担当地域の水道工事を許可された「水道局指定工事店」のことだ。

これらの指定工事事業者以外が工事した場合や給水装置の構造・材質が基準を満たしていない場合は,給水を停止する場合があります。ご注意ください。

ほかにも気を付けたい水道業者のここに注目

ほかにも水道業者選びには、幾つかのポイントがあります。

法人の水道業者は個人経営の水道業者に比べて全体的に信頼性に勝る傾向がある

対応できる地域が限られている水道業者が多いため、依頼時にチェック。近場に拠点のある水道業者のほうが出張費も安い

水道業者は安ければよいというわけではありません。

最近の傾向で、業者のなかには「安すぎる料金提示」をして、
伺ってしまえばこっちのものと思っているところが多いようです。

「とりあえず伺います!」「出張費無料です!」といった宣伝もありますが、そのような場合は、広告費やガソリン代が含まれた施工費を請求されるという意味でもありますので、注意が必要です。

「無料見積りに行かせます」だけの緊急対応をする業者は、訪問時に「慌てている」素人のお客様を丸め込み高額請求をする場合もあります。

有名な業者だと安心なような感じがしますが、デメリットもあるため確認しておきましょう。

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