本来、汗は無臭なものなのですが、汗にはばい菌がつきます。
ばい菌は汗が好物なのですが、汗を食べるときに分解することで、それが臭いへとつながります。

たとえば生乾きのタオルもばい菌が水分を分解してできた臭いです。
汗をかいたらこまめに拭きとるようにしましょう。

汗は無臭なものだと上でご紹介しましたが、汗ではなく毛穴にたまった汚れが汗と一緒に流れ出ることで臭いが発生することがあります。

普段汗をかきなれていない人、お風呂はシャワーで済ませて浴槽につからない人は、毛穴に古い角質や汚れが詰まりやすいのです。

毛穴は温かいと開いて、寒いと閉じます。
お風呂にゆっくりと使って毛穴を開き、汚れを取り除きましょう。

じつは、過度のストレスを感じているときの汗は臭いのです。
ストレスを感じているときは、ワキガ体質の人と同じようにアポクリン汗腺か汗が出るために、いつもとは何か違うような臭いがします。

ストレスの汗の怖いところが、ストレスの原因が“臭い”それ自体ということがありえることです。

「ワキガ臭いかもしれない」⇒「みんなに嫌な顔されている、やっぱり臭いのかな？」⇒その思いがストレスになり汗が臭いなる⇒「ワキが臭い・・！どうしよう」⇒ストレス

というようにループしてしまうのです。

ストレスが原因でワキが臭い場合は、ストレスを取り除けば多くの場合もとにもどります。
ストレスを取り除いたり、発散したりすることはとても大切なんですよ！

臭いの強いもの（ニンニク、ニラ、香辛料など）を食べると口臭がするのは有名ですが、じつは体臭も臭くなります。
そのため、辛いものが好きな人は体臭が濃くなる傾向にあります。

体臭が気になる方は、臭いの強い食事はなるべく避けるのが無難ですよ。

思い当たることはありましたか？
ワキガではないのにワキが臭くなることは誰にでもあります。
その時々で対処して快適な生活を送りましょう！