⇒違います。

ワキガはアポクリン汗腺から出る汗です。
アポクリン汗腺から出る汗は、脂質、タンパク質、アンモニアなどが含まれています。

汗はエクリン汗腺から出るのですが、その成分のほとんどは水分です。
ニオイがするときは、汗と一緒に出てくる皮脂、角質などのニオイなのです。

汗とワキガは出る汗腺が違います。
基本的にワキガではない人はアポクリン汗腺から汗をかきません。

⇒ありません・・・が、突然ワキガを感じることはあります。

ワキガは生まれつきなので“突然ワキガになる”ということはないのですが、思春期ころまではアポクリン腺が活発ではないためニオイが出ないのです。
そのため、思春期ころになって「突然ワキガになってしまった」と感じるのでしょう。
また、ワキガ体質をもっているけど表に出ていないという人もいます。

その人たちはホルモンバランスが崩れたり、ストレスなどによってワキガ体質が表に出るということもあります。
一度表に出たワキガ体質は、原因が改善されれば元に戻るケースもありますし、戻らないケースもあります。

⇒体質なので“治る”というものではありません。においを消すことはできませんが、ニオイを抑えることはできます。

同じワキガ体質の人でも、ニオイがきつい人とあまりしない人がいますね。
ワキガのニオイは気を付ければ抑えることができます。
食事や睡眠という普段の生活で気を付けられることはあるので、手術だけが解決のすべてというわけではないのです。

日本人はニオイに敏感なので、「もしかして自分はワキガなの？」と思う場面も多くあると思います。
どうしても不安なら、専門の病院などでワキガかどうか判断してもらうこともできますよ。