会社を経営しているが破産をしたい…どうすれば良いか

会社を経営してはいるものの、利益も上がらず負債も膨らんでしまった。できれば再出発したいが可能なのだろうか。更に従業員の未払いの給料などについても困ってしまった。どうすれば良いのか…とお困りの方はいらっしゃいませんでしょうか。
会社の破産とは何か、どうすれば良いのかを解説しました。

オサコ☆ さん

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会社の破産とは

会社が破産すると当然ながらその事業は継続できなくなってしまいます。そんな中でも会社を破産させるメリットとは何でしょうか。

1. 会社の債務(借金・負債)が免除される(債務を帳消しにできる)
2. 返済・取立・資金繰りに追われる日々から解放される
3. 経営者の生活を立て直して再出発ができる

そう、ズバリ会社に存在している借金や負債といった債務を帳消しにすることができるのです。借金が負債が多ければ、その返済も大変ですし、取り立てに苦しむこともあることでしょう。そんな日々から開放されるためにも、こうした破産を行う方が多くいらっしゃいます。

さて、会社の破産とはどういう流れで行われるのでしょうか。まず破産しますとなった時には破産手続開始決定というのが裁判所から来ます。
そうすると、会社に存在している財産や資産を全てお金に換算した上でそのお金を借金の返済に充てることになります。しかし多くの場合では借金の金額に及ばない事が多くあります。例えば借金が五千万円あって、会社の財産や資産を合計しても二千万円しか無いという場合が多々あるのです。こうした時に残りの三千万円の借金を免除するというのが「破産」なのです。

つまり、今会社に残っているお金と財産で借金を返せるだけ返した後は、残りの金額に関しては免除する、というものなのです。

会社を破産させる場合の注意点について

会社を破産させる場合の注意点について。
会社破産の注意点としては、経営者が会社と連帯保証している場合には会社の破産時に経営者も破産しなければならない時があるということです。

経営者が自宅などを持っている場合には、その自宅を売り払って処分する必要があったりもします。しかし会社の破産と同様に、高額な資産などを除いては家財道具などを処分する必要はありません。賃貸住宅にお住まいでしたらそのままそこで暮らし続ける事もできるわけです。

自宅は処分する必要がある場合がありますが、借家の場合でしたらそのまま住み続けられます。詳しくは弁護士にご相談下さい。

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