金正男氏殺害事件

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リ・ジョンチョル

 北朝鮮国籍男は主犯格か 行動パターンを1年監視
金正男氏が殺害された事件で、マレーシア警察は18日、殺害に関与した疑いで、北朝鮮国籍の男リ・ジョンチョル容疑者(46)を17日夜に逮捕したと発表した。所持していた身分証から身元を特定した。実行犯の女2人と一緒にいた男4人のうちの1人とみられ、●●を指示した主犯格の可能性がある。

逮捕されている北朝鮮国籍の男リ・ジョンチョルについては、外国人労働者の身分証明書「i-Kad」を所持しており、IT業界の会社で働いていると記載されていることが分かっているが、この身分証明書が偽装されたものかどうかはまだ調査中だということだ。もし、この身分証明書がマレーシア政府の発効した正規のものであれば、北朝鮮の海外労働者は原則的に家族と離れていることを考えると、リ・ジョンチョルが妻と子供らと一緒に暮らしていたことは、特殊な立場にいたことを示唆する。

●●グループ 北朝鮮帰国?

マレーシア警察庁のノア・ラシド・イブラヒム副長官は、「金正男暗殺事件は、すでに逮捕されたリ・ジョンチョルのほか、北朝鮮国籍の男性容疑者が4人以上いる」とし、4人をリ・ジヒョン(32)、ホン・ソンハク(34)、オ・ジョンギル(55)、リ・ジェナム(57)と確認した。

「これらの容疑者が北朝鮮国籍だという点だけを確認した。北朝鮮の外交旅券を持っている人はおらず、それ以上は現時点ではいうことができない」とした。

マレーシア警察当局は、逮捕したリ・ジョンチョルとほかの北朝鮮国籍の男4人のほかに、リ・クリア(別名ジェームズ)という男をはじめとする別の北朝鮮国籍者3人も事件に関わっていると見て行方を追っているという。

北朝鮮大使館への遺体引き渡しには否定的

マレーシア警察は「金正男の遺体を引き受ける優先順位は遺族にある」と明言。さらに「金正男の家族が遺体を引き取るためにはマレーシアに直接来なければならない」とした。

NEWS1は、金正男の遺族について、最初の妻として知られるシン・ジョンヒは中国政府の保護の元、北京で娘と共に暮らしている。愛人のイ・ヘギョンはマカオで息子のキム・ハンソル、娘のキム・ソルヒと暮らしている。またマレーシア政府に遺体引き続きを求めたとも言われる。さらにマカオにはもうひとりの愛人ソ・ヨンラもおり、遺体引き渡しについてもすんなりとはいかないもようだ。

●●グループ 追跡中

国外逃亡した男4人とは別に追跡中の北朝鮮国籍の男3人のうち、2人は在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官と高麗航空職員だと発表した。

北朝鮮国籍で、北朝鮮大使館2等書記官ヒョン・クァンソン(44)、高麗航空職員のキム・ウキル(37)の両容疑者。既に名前を公表していたリ・ジウ容疑者(30)も含め、3人ともマレーシア国内にいるとみられるという。

シティ・アイシャ容疑者が16日に新たに逮捕された。現地メディアによると、アイシャ容疑者は「知り合った男性から100ドルを渡され、いたずらをする動画を撮影するように頼まれた。他の容疑者とは知り合ったばかりで、その他のことを全く知らない」

金正男氏殺害容疑者ら続々と逮捕  
男性容疑者らも現地で雇用された“仲介役”の可能性も

ベトナム国籍のドアン・ティ・フォン容疑者(29)が後から密かに近づいてスプレーをかけ、毒物がついたハンカチを金正男氏の顔にあてて10秒ほど押すなどの役割を分担して、奇襲的な●●を行った。

警察に逮捕された。まもなくして、ムハマド・ ファリド・ビン・ジャラルディン容疑者(26)と彼のガールフレンドであるアイシャ容疑者も逮捕された。フオン容疑者は警察で「4人の男から指示を受けた。それから一人取り残されており、彼らがどこに行ったのかはわからない」と供述した。彼女は「いたずらだと思った」と主張したが、11日から空港近くのホテルで泊まっており、1万リンギット(約25万円)の札束を持っていたことからすると、“請負(殺人)”である可能性が高いと見られる

ベトナム国籍のドアン・ティ・フォン容疑者は、猛毒のVXを金正男氏の顔に塗りつけたとみられる。

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