プロゴルファーってどんな仕事?年収や引退後の人生など【崎山武志、白石達也など】

プロゴルファーで一生涯生活できる人は極わずか。プロゴルファーを引退した人はその後、どのように生計を立てているのでしょうか?また、第一線を走るプロゴルファーやシニアプロゴルファー崎山武志、白石達也さんなどをご紹介します。

trumup さん

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プロゴルファーはツアープロとティーチングプロに分けられる

プロゴルファーの仕事内容はトーナメントで上位を取る事

ツアープロと呼ばれるプロゴルファーは、その名の通りゴルフのツアートーナメントでプレーするのが仕事です。全国各地のゴルフ場で開催されるツアーに参加し、上位の選手に与えられる賞金獲得を目指します。

優れた選手であれば、コンスタントに賞金を獲得できる上に、企業からのスポンサー料も得ることができるようになります。成績上位をキープできれば、シード権を得て予選を免除される、といった特典があります。

ティーチングプロの仕事はスクールや個人レッスンで人に教える事

ティーチングプロは、他の人にゴルフを教えるのが仕事です。ゴルフクラブの扱い方や、スイングの仕方など、プロとしての知識と経験をもとにレッスンを行います。マンツーマンで教えることの方が多いですが、ゴルフスクールでグループレッスンを行うこともあります。

特定のゴルフ場や、打ちっ放しのゴルフ練習場に所属するのが一般的です。どこにも所属せず、個人営業のティーチングプロもいます。ティーチングプロの人数は多く、全国で数万人いるとも言われています。

プロゴルファーの年収はどのくらい?

トップクラスのツアープロは高収入

ツアープロとしてゴルフの大会に出場し、コンスタントに上位入賞できる選手なら、高額の賞金を獲得できます。2011年の実績では、賞金ランキング1位が約1億5千万円、10位が約7千3百万円です。

石川遼選手は同じ年のランキングで約1億円ですから、賞金だけでも相当高額です。これに加えてCM出演料やスポンサー料などの収入がありますから、かなりの高額所得です。

ツアープロも予選を勝ちあげれなければ無収入

出場可能なすべての大会に参加した場合、それにかかる費用はだいたい600万円から700万円かかるそうです。それを差し引くと、残るのは800万円から900万円となります。トップレベルと比べると、やはり大きな差があります。

しかし、ツアーの予選をなかなか突破できないプロゴルファーも数多くいます。予選を勝ち上がれなければ収入はゼロです。中には年間の獲得賞金がなし、という選手もいるのです。

バイトやレッスンなど副業をしているツアープロもいる

男子に比べて「ニューヒロイン」の誕生率は高い。今年も伊藤園レディスで優勝して話題になった前田陽子は2965万円を稼いでランク33位となり、昨年のランク123位、78万8000円からジャンプアップした。前田陽子は、ゴルフをするために、時給800円前後のダンボール工場におけるアルバイトで練習代や遠征費を稼いできた。「シンデレラストーリー」に違いないし、ゴルフ界に「夢」は確かに存在すると言えるだろう。

引退したプロゴルファーはどうやって生計を立てているの?

シニアプロ、シニアレッスンプロとして活動できる

ツアープロが、第一線のトーナメントに出場しなくなっても、たいていの選手はプロゴルフ協会に籍が残ります。肩書がプロであることに変わりありませんし、シニアの大会に出場することもできます。

男性は50歳以上になれば、シニアプロか、シニアレッスンプロ、女性は45歳以上になれば、シニアレッスンプロの資格試験を受けることができます。

ゴルフ関係の仕事に就くこともある

プロの世界ですので、実力が伴わなければ、ゴルフで稼ぐことができません。実は、「引退」を宣言せず、ひっそりと第一線のトーナメントから離れていく人も少なくありません。

そういうプロの中には、ティーチングプロやレッスンプロになる人もいます。ツアートーナメントで結果が出なくても、教えるのがうまい人やコーチの方が向いている人もいます。

しかし、その陰では、ゴルフ場や練習場、ゴルフショップ、スポーツショップなどのスタッフに転職する人もいます。

主要な男子シニアゴルファーの獲得賞金ってどれくらい?

2016年国内シニア2位
獲得賞金 37,952,500円

2016年国内シニア6位
獲得賞金 26,108,944円

2016年国内シニア36位
獲得賞金 7,209,948円

現在トップクラスのツアープロゴルファーの獲得賞金ってどれくらい?

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