聞き慣れない?ニアショアとは

「ニアショア」なんだか聞き慣れない単語ですよね?
でも、もしかするとあなたの会社も「ニアショア」している可能性があります。
聞き慣れない言葉ですが、決して自分の身の回りで起こっていない事ではないのです。
今回は、そんな「ニアショア」についてまとめてみました。

けんちゃん07 さん

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ニアショアってなに??

【ニアショアとは】

ニアショア開発と呼ばれ、情報システムやソフトウェアなどの開発業務の一部または全部を、比較的距離の近い遠隔地の事業所に委託すること。 近くの国や地域に委託することを指す場合と、国内の遠隔地へ委託することを指す場合がある。

要するに「近場への業務委託」の事ですね。

ニアショアのメリットって?

1.高いプロジェクト遂行力

地方のシステム開発会社は、首都圏の会社と比較して、派遣型ではなく請負開発の比率が高いのが特徴のひとつ。
そのため、組織として開発プロジェクトをモニタリングする仕組みを持っているところも多く、安定したプロジェクト遂行が可能に。

2.割安感のあるコストパフォーマンス

高いプロジェクト遂行力にもかかわらず、コストは首都圏の70%〜90%が実現可能。
オフショアに発注した多くの会社のコスト削減効果が20%以内という事実を考えると、言葉の壁もないので、とても魅力がある発注手段と言えます。

3.深刻なエンジニア不足への対応

みずほ銀行のシステム刷新、社会保障番号制度(マイナンバー制度)のシステム等の大規模システムが、2015年から2017年に集中してエンジニアが圧倒的に不足しています。
特に首都圏の影響は深刻です。大手メーカーやSIベンダーの多くは上記のシステム対応に追われるため、一般事業会社はシステム投資をしたくても受託先が見つからない可能性さえ出てきます。
対応策のひとつとして、首都圏よりエンジニアの需給がひっぱくしていないニアショア開発の活用があげられます。

4.為替変動リスクの回避

政府主導の経済施策の実施(アベノミクス効果)により、大幅な円安が進行しています。
オフショア主要国の中国との対円元為替レートは、3年間でおよそ38%円安に変動。オフショアに発注した多くの会社のコスト削減効果が20%以内という数値で考えると、昨今の為替変動でむしろ高コストになってしまう可能性を含んでいます。
国内でのニアショア開発は、為替変動リスクとは無縁なので安心です。

5.カントリーリスクの回避

オフショア主要国の中国に関しては、尖閣諸島の問題で不安定さが露呈しました。
また、技術やノウハウの流出も、発注企業を悩ませる課題のひとつ。

ニアショアが気になった方はこちら!

如何でしたでしょうか。
「ニアショア」とは、近い地域で開発業務を執り行い、
「オフショア」で発生しうるリスクを下げ、クオリティを上げる開発のこと
なんですね。

たしかに、開発会社や依頼会社が近くに合った方が、
円滑な仕事が出来るような気がします。
今出こそ、チャットツールが主流になり、様々なチャットツールで
連絡することが多いような気がします。
でも、ニアショアなら、何かあればすぐに会いに行ける距離感なので、
今のオフショアが主流になりつつある開発よりいいかもしれません。

考え方はそれぞれですが、ニアショアに興味を持たれた方は、
是非参考にしてみて下さい。

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