クロスの張り替えを行いたいなら!

家の壁紙がボロボロ…。張り替えたいけど、自分ではどうする事も出来ない…。
そんな事でお悩みではありませんか!?
心配ありません。今回は、そんなクロスの張り替えを行いたい方に必見のサイトをご紹介。

岡本幸太郎 さん

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クロスの貼りかた(初心者編)

クロスの張替え基礎知識

プロにとっては作業工程のそれぞれで深い知識と経験が必要なのですべてを簡単に説明することはできませんが、施工の一連の流れは以下のようになります。

必要な壁紙の目安

場所 天井 壁
トイレ 約2m 約12m
洗面所 約4m 約18m
4.5畳 約8.5m 約25m
6畳 約12m 約28m
8畳 約16m 約33m
10畳 約20m 約40m

壁紙の幅を90cmと計算し、部屋の高さから窓や扉の高さを除いた長さ+5cmを切り出します。
5cmは切りしろで、天井の場合は10cm程度余裕を持っておくと良し。
柄やデザインのあるクロスの場合は柄合わせという作業が必要になるためロス率がさらに高くなる点にも注意。

資材・工具

•バケツ
•雑巾
•脚立
•メジャー
•ステンレス地ベラ
•撫でハケ
•ジョイントローラー
•カッター
•ジョイントコーク
•竹ヘラ

綺麗に貼るコツはコンセントのプレートやカーテンレールなど、
外せるものは全て外します。
家具なども他の部屋に移動させ、
床に糊がつかないように養生(マスキング)しましょう。

今貼ってある壁紙をはがします。
壁紙の継ぎ目がはっきりわかる場合には、
そこからめくるようにはがします。

剥がすと薄い裏紙が壁に張り付いて残ります。
裏紙を綺麗に残すように剥がしましょう。

下地処理

下地処理には 下塗り と 仕上げ の2種類があります。
壁材(下地基材)が光沢のある合板やプラスチックの場合、
下塗りという下地処理を行ってから仕上げを行います。

■ 下塗り

ツルツルした面に対して直接仕上げのパテを塗ってしまうとパテが剥がれることがあるので、下塗りは仕上げ用パテと壁材をつなぐ役目を持っています。
パテ塗りにはヘラを使うのが一般的ですが、ローラーを使って細かいところをハケで塗ってもOK

塗装前に塗装面の土や砂、ホコリ、樹脂、油汚れ、粉(結晶物)等をきれいに除去しましょう。 窓・窓枠、コンセント・スイッチ部分、エアコン等にペイント材が付着しないよう、 丁寧にマスキング作業を行ってください。

古い壁紙を剥がした時にできてしまった凹凸にパテを塗っていきます。
はがれた部分全体に塗らず、はがれた部分とはがれなかった裏紙が残った部分の境目だけにパテをおきます。 後は、パテベラで境目が滑らかな段差になるようパテをそぎ落としていきましょう。 水分を含んだパテを塗ると、時に下地の紙が膨らんでしまいます。 その時は、膨らんだ紙をはがして、もう一度パテを上から塗ります。 上手くいかなくても、最後にサンドペーパーをかけて滑らかにするので大丈夫!
サンドペーパーをかけると壁紙の張り付きも良くなるので、必ず最後にサンドペーパーをかけます。

■ 仕上げ塗り

一度目の下塗りが完全に乾いてから、仕上げ塗りを行います。
その前に、乾燥後に凹凸などがある場合は地ベラや紙やすりで削ってならしましょう。

壁紙を広げて天地(上下)を確認します。張り始める位置を決め印をつけ、失敗してもタンスなどで隠れて目立たないところから貼り始めましょう。

壁紙の裏面に糊を均一になるように塗ります。

手のひらで優しく撫でながら伸ばし、
仕上げに撫でバケで空気を出すように伸ばしていきます。
生のり付きの壁紙は失敗してもすぐにはがせば貼り直すことができます。基本的に右利きの人は右から左に貼っていきましょう。

貼ったら枠についた糊を雑巾で綺麗に拭き取ります。
糊が残っているとシミや汚れの原因になるので、
手で触れて拭き残しがないかしっかり確認!

余分な部分のカット

竹ベラで癖つけをしてから、地ベラにカッターを沿わせ定規にしながらカットします。
カッターは壁から離さず、地ベラをスライドさせながら切りましょう。
カッターの刃はよく切れるものにして、力を入れ過ぎないように気をつけます。

カッターは深く握らずに刃先に近い位置を親指、
人差し指で軽くつまむようにして、力加減を絶妙にコントロールするのがコツ。

壁紙の隅の部分には剥がれ防止と美観のため、ジョイントコーク を塗ってなじませましょう。

ジョイントコークはホームセンターなどで1000円未満で入手できます。
クロスにあった色を選択しするのがベスト。

枠周りで多少ミスして隙間ができたり破れたりした場合、該当箇所を少しめくってクロスの裏側に適量塗ってローラーで軽く押さえ、はみ出た部分を雑巾で拭き取れば隙間や破れがほとんどわからなくなります。

■ 重ねて貼り

2枚目以降の壁紙を重ねて貼るときは1枚目に対して3~5cm程度壁紙に重ねて貼り付けます。

クロス同士をぴったり突き合わせて張る張り方です。

まず、窓枠の上の部分まで壁紙を貼り付けます。
窓枠の上部分を竹べらで押さえ込み、窓枠上部に押さえベラをあてカッターで壁紙をカットします。もし隙間が開いてしまった場合は、壁紙全体を下にずらすようにして、窓枠上部に隙間がないように移動します。
次に矢印下から窓枠下部分までの壁紙を貼り付け、同様に窓枠横部分をカットします。そして窓枠下壁紙を貼り付け、窓枠下部分をカットし上下際をカットします。 同様の方法で、エアコンの廻りなども貼ることができます。

■ コーナー部分の貼り方

角に空気が残らないように細心の注意を払います。
角にそって軽く引っ張るように撫でバケで完全に空気を抜きましょう。
ラインがはっきりでるようにすると、全体の貼りあがりがすっきりとします。

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