脇が黒ずむ原因の１つは「摩擦」です。
体を洗うときに、黒ずみが表面にある汚れだとおもってゴシゴシとタオルで洗ってしまったり、わきの下と腕がこすれるのが原因であるともいわれています。
脇の黒ずみは、表面ではなく肌の深いところに汚れが溜まって黒ずんでしまう現象なので黒ずんでしまってから肌表面をごしごしと洗っても効果がないどころか余計に肌を傷つけて黒ずみを蓄積させることになってしまいます。
体を洗うときは泡立てたせっけんで優しく洗うようにしましょう。

脇の黒ずみの最大の原因は「汚れ」の蓄積です。
汗で蒸れた脇をそのままにしていたり、制汗スプレーを至近距離からこまめにスプレーするなどしたときに汚れが蓄積されていってしまうのです。
汗をかいたら濡れたタオルでこまめに拭いてあげましょう。

制汗スプレーは近すぎると威力が強く、肌を痛める原因にもなりますから注意事項に記載してある適度な距離を守って使用してください。

毛穴の汚れを取り除くにはスクラブやピーリングが有効です。
1週間に1～2度のお手入れで肌のターンオーバーを促してあげましょう。

そして、バスタイムはシャワーだけでなくきちんと浴槽にお湯をためてつかることも大切です。
毛穴は温まれば開き、寒い時には閉まるのでまずは浴槽で体を温めて毛穴を開き、毛穴に詰まってしまった汚れを取り除きます。
その後、再度毛穴に汚れがつまらないように、冷ための水で体を流してお風呂をでましょう。

脇の黒ずみは「紫外線」が原因の場合もあります。
紫外線からお肌を守ろうとしてメラニン要素が働きかけてしまい黒ずみへとつながっていきます。
紫外線は瞳からも吸収するといわれているので、日差しの強い日はサングラスをかけるなどして紫外線対策をしましょう。
そして紫外線は地面から反射するとも言われています。
半袖を着用している時に日光に直接当てないから日焼け止めをしなくていいや、と思われるかもしれませんが、照り返しで脇が日焼けしてしまっている可能性もあるのです。
さらに紫外線は物質を通過するとまで言われていますから、薄めの長袖だと紫外線を通してしまっている可能性があります。
すぐに黒ずみとしてわきの下に症状が出なくても、年を重ねて「シミ」としてわきの下が黒ずんでしまう可能性もありますので、脇の紫外線対策もきっちり行っていくのがおススメです。

脇の毛の処理を行う際はカミソリや毛抜きを使用したり、脱毛器を使用したりすると思いますが、毛の処理をした際の傷が原因でメラニン要素が働いてしまうことがあります。
カミソリや毛抜きで目に見える傷が出来なくとも、肌には目に見えない小さな傷が無数についているのです。
レーザー脱毛や光脱毛でも同じですが、日常的な処理の回数が減らせる分、脱毛をしてしまったほうが黒ずみの蓄積を防ぐことができます。

お肌が乾燥してしまうと痒くなってしまい、かくことで傷へつながってしまいます。
脇を感想から守るには保水と保湿がとても重要です。
お風呂上りには水滴が乾く前にボディークリームを塗って水分を閉じ込めましょう。
汗をかいたあとも、汗をふきとってから化粧水と乳液で肌を整えていくのが有効です。
顔が乾燥肌の方は脇も乾燥してしまっている場合が多いので、皮膚科などへ行き保湿剤を処方してもらうようにするといいですよ。

脇はデリケートな部分なので、乳首やひじなどに次いで黒ずみが気になっている方が多いようです。
脇が黒ずんでいると自分に自信がもてなかったり、ファッションを楽しめなかったりとがっかりしてしまう機会が多くなってしまうので、日々のちょっとしたことを気を付けて綺麗な脇を作り上げていきましょう。