屋根が珍しい石瓦でふかれたこの現存する天守は日本最古を誇っており、城郭建築史上の重要な遺構とされており、国の重要文化財です。
「日本の宝」世界に自慢したい"天守閣"が現存する城12選【国宝・重要文化財】
"天守閣"が現存する12城。姫路城、松本城、犬山城、彦根城、弘前城、丸岡城、備中松山城、松江城、丸亀城、伊予松山城、宇和島城、高知城。
誠の旗16 さん
松江城(まつえじょう)は、天守閣正面中央に入母屋破風と呼ばれる桃山時代の建築様式を取り入れた三角屋根があり、千鳥が羽をひろげた姿をしていることから、別名千鳥城(ちどりじょう)とも呼ばれます。
出典 松江城
標高430mの臥牛山頂上付近に建つ天守は、国の重要文化財で、現存天守を持つ山城としては最も高い所にあります。鎌倉時代、有漢郷(現高梁市有漢町)の地頭秋庭重信が大松山に城を築いたのを起源とし、1683(天和三)年に水谷勝宗によって3年がかりで修築され、今の天守の姿になりました。
この地は山陰と山陽を結び、東西の主要街道も交差する要地であるため、戦国時代は激しい争奪戦が絶えず、目まぐるしく城主交代が繰り返されています。
出典 備中松山城