スケベなのは男性ホルモンのしわざ！
男性ホルモンは、そのほとんどを睾丸で、一部を副腎でつくっており、男性らしい“たくましい肉体”を育み、性欲を高めます。

1940年代にアメリカのハミルトンという人が、男性ホルモンとハゲとの関連についてさまざまな実験を行っています。

1.ハゲが進行中の人が睾丸を取り除いたらそれ以上ハゲなかった。
2.しかし男性ホルモンを投与したら、再びハゲが進行した。
3.ハゲが進行していない人が睾丸を取り除いて男性ホルモンを投与してもハゲなかった。

この実験から導きだされることは、男性ホルモンはハゲる原因の1つらしいが、ハゲない人もいる、ということです。

男性ホルモンと毛根部にある5αリアクターゼという酵素が結びつくと、ジヒドロテストロン（DHT）という活性型の男性ホルモンに変換され、髪の毛の発毛や成長を遅らせたり、ストップさせる等の悪さを働くわけです。

というわけで「エロい男性はハゲるのか？」への回答は、「エロい男性でかつ、毛乳頭のDHTをキャッチする受容体の働きが活発な場合、ハゲる」というものになります。