独身女真理愛の株ぶろぐ(2014年4月28日)

ukichi777a さん

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<9437> NTTドコモ 1632 +59しっかり。先週末、決算と同時に発表した自社株買いがプラスインパクトにつながっている。発行済み株式数の7.72%に当たる3億2000万株を上限としており、取得期間は4月26日から来年の3月31日までとしている。大規模な自社株買い実施のアナウンスは想定外でサプライズと捉えられる格好に。NTTによる株式売却なども想定されているようだ。SMBC日興では、業績底打ちを議論する時期が早まったとして、投資判断を「2」から「1」に格上げしている。なお、前期業績は下振れ着地となり、今期営業利益予想7500億円は8000億円超の市場コンセンサスを大幅に下回っている。

<9984> ソフトバンク 7577 -157続落。25日線の攻防と、下げ渋りの動き。アリババは、米国で予定しているIPOについて、新株発行を加える方向で銀行団と調整しているもようと、IPOに詳しい関係者の話として米紙WSJが報じている。一部の既存株主だけでなく、アリババにとっても資金調達が可能となる。また、傘下のスプリントは、音楽配信大手スポティファイとストリーミングサービスなどで提携するとの観測が報じられており、材料視されよう。

<9766> コナミ 2297 -59続落。足元でリバウンドをみせていたが、一目均衡表の雲下限に上値を抑えられる格好に。なお、自民党、日本維新の会、生活の党の3党が衆院に共同提出したカジノを中心とした統合型リゾートを推進する法案の今国会成立が見通せなくなってきたと報じられている。連立与党の公明党に慎重論が強く、自民党には「各党への根回しも遅れ、今国会は難しい」との声があると伝えている。

<7261> マツダ 464 +3小じっかり。25日線が支持線として意識される一方、一目均衡表の雲下限を捉えており、強弱感が対立しやすい。2015年3月期連結業績予想は、営業利益が前期比15.3%増の2100億円と、2期連続で過去最高を見込む。新世代環境技術「スカイアクティブ」搭載車の販売拡大が利益向上に寄与すると報じている。

<9984> ソフトバンク 7584 -150売り先行。スプリントのTモバイル買収が、さらに実現困難になるとの米紙報道を嫌気する動きになっている。米FCCでは、通信事業者に認める周波数の量を設定するための電波計算の新方法を提案しており、新方法によれば、スプリントの保有周波数が提供地域の大半で3分の1以上に達してしまうようだ。全体相場の地合い悪化にも連れ安する状況へ。

<8914> エリアリンク 125 +2しっかり。先週末に第1四半期決算を発表し、営業利益は前年同期比64.2%増の5.8億円と大幅増益で着地したことが好感されている。上期営業利益は同7.9%増の9.7億円が計画されており、順調な立ち上がりが前向きに評価されている。なお、23日付けではドイツ証券が投資判断「バイ」、目標株価137円でカバレッジを開始。利益成長は日本国内の中規模都市での新規出店が原動力になるとみられ、不動産関連事業も売上高拡大に寄与すると予想していた。

<4819> Dガレージ 1499 -46売り先行。先週末の米国株式市場において、ネット関連などを中心にモメンタム株の下落が目立っていたことが嫌気されている。決算発表を受けたアマゾンが約10%の大幅下落となるなどテクノロジー関連株が売り優勢となり、モメンタム株への懸念が再浮上する格好に。なお、同社については、がんの治療法を医師が共有できるサイトを立ち上げると報じられているが反応薄となっている。

<6301> コマツ 2211 +60買い先行。先週末に決算を発表、前期営業利益は2405億円で前期比13.7%増益、従来予想の2100億円、市場予想の2270億円レベルも上回る格好に。一方、今期見通しは2430億円で同1.0%増益。2470億円レベルの市場コンセンサスとほぼ同水準になっている。今期の収益鈍化見通しを嫌気する動きよりも、実績値の上振れを素直に評価する状況のようだ。日立建機など同業他社との比較では、今期業績の前提が保守的と捉えられている。

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