防犯カメラを設置する場所が屋内か屋外かで、カメラに求められる機能は変わります。屋内用であれば特に制限はありませんが、屋外に設置するのであれば、まず風雨に耐えられる防塵・防水性能が必要です。

防犯カメラ選びでは、電源タイプも重要です。設置場所の近くにコンセントがあれば「家庭用電源」が使用できますが、コンセントがなければ「ソーラーパネル」や「バッテリー・乾電池」「PoE」から給電方法を選ぶことになります。

防犯カメラが捉えた映像は、ケーブルによる有線接続か、無線接続（Wi-Fi）でモニターや録画機器に送ります。また、一時的に設置するだけであれば、単体で稼働する「トレイルカメラ」という選択肢もあります。

給電方式は、安定して給電される電源コード式を選ぶのがおすすめ。停電やコードの抜け・断線がない限り常に電気が通っているので、電源が原因で撮れていなかったということがほぼ起こりません。ただし近くにコンセントが必要なので、屋外に設置する場合には注意が必要です。

コンセントが用意できない場合は、バッテリー・電池式やソーラーパネル式を選びましょう。充電・電池式はバッテリーや乾電池を使って給電するタイプで、交換の手間はかかりますが、設置場所を選びません。

ソーラーパネル式は主に屋外用で、太陽光を利用してソーラーパネルから給電できるのが特徴。カメラだけではなくソーラーパネルも設置する必要がありますが、コンセント不要でランニングコストも低いことが大きなメリットです。設置する際に太陽光が当たる場所かどうかは、事前に必ずチェックしてください。