家電の修理はどこにお願いすればいい?

FC2USER599800CBV さん

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電子レンジの寿命は、約10年と言われています。その根拠としては、電子レンジの部品として使用されている「マグネトロン」の寿命が、総作動時間2,000時間と言われているためです。1日30分使用したとして、1か月で15時間、年間180時間、10年間で約1,800時間となりますので、概ね10年間で寿命を迎えます。

ただし、マグネトロンはマイクロ波を放出して食品を温める部品ですので、ここが故障すると温める能力が失われるため、この部品の故障を寿命としていますが、タイマーやその他の部品が先に故障してしまうということも考えられます。

電子レンジが過熱しなくなった場合の原因として、インバータ基板を交換する場合は、12,000円~18,000円、マグネトロンやセンサーの交換を要する場合は6,000円~18,000円の修理費用が掛かります。次に、電源が入らないという故障の場合、スイッチ類や基盤の交換が必要となりますので、7,000円~21,000円の修理費用が発生します。

つまり、電子レンジが故障した場合は、安ければ6,000円程度で修理ができますが、高いと20,000円を超える修理費用が発生することとなります。

販売店保証が付いている期間であれば、販売店のサポート窓口に相談しましょう。メーカー保証の1年内であればメーカーの窓口に持っていくこともできますが、ほとんどの場合修理するのはどちらもメーカーの人です。

保証期間の出張費、修理料金の取り決めは商品額・商品種類、修理部品などさまざまな要素で販売店は決まりをつくっていますので、ひとくくりにはできないところがあります。

ヤマダ電機では、テレビ・ブルーレイ・オーブンレンジなど指定した商品に対して無料で3年保証(メーカー保証+2年)、5年保証(メーカー保証+4年)を無料で付けています。そして保証限度額は2年目で80%、3年目で40%、5年目で20%と減額していきます。さらに出張費の基準は別にあり、パッキンなどの消耗品は保証対象外…などと保証書が手元にないととても把握しきれない具合です。

販売店によって違いはありますが、おおむね、このような基準を設定して保証をしています。

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