害獣駆除を専門業者に依頼する方法もありますが、役所などの自治体に依頼する方法もあります。

実際に全国各地の自治体には、ハクビシンやアライグマなどの動物を見かけたという通報も多く、被害相談も数多く寄せられているのが現状です。

この他にも、ふだん見かけることのない動物を発見した場合は、すみやかに自治体に連絡して、1日も早く対策を講じてもらう必要があります。

自治体の害獣駆除については、管轄の市区町村のウェブサイトや定期的に自宅に届く市報にも掲載されています。
ただし、役所が害獣駆除サポートを行う場合、一定の条件が定められているので依頼する前に必ず確認しましょう。

管轄内の住民本人による希望があり、フンなどの衛生面での被害や自宅で飼っているペットに被害が出た場合、屋根や軒下など自宅の一部に巣が張られたなどの被害が出た場合など、いくつかの条件が自治体ごとに規定されています。

各自治体では害獣駆除の一環として、電話相談窓口を設置し、一部助成金を出しています。

また、自治体によっては、動物除けマットや網などの忌避グッズの貸し出しを行うところもあります。

また、動物の種類や被害状況によっては、役所と保健所が連携するなど、自治体ごとに対応の仕方には違いがあります。