まずは、用意されている施術着に着替えます。
VIOゾーン脱毛ではズボンとパンツを脱いで腰から下だけバスタオルを巻いたり、専用の紙パンツをはいたり、全て脱いでガウンを着るところもあります。

VIOゾーン脱毛に限らず、サロンとクリニックでの脱毛施術では、前日までにある程度の自己処理が求められます。細かい部分や処理しにくい部位は多少剃り残しがあっても当日にシェービングしてくれます。

Vライン・Iラインは比較的しっかりとシェービングしていくと施術にかかる時間も短縮できるのできちんと処理してから臨みたいところですが、一番デリケートなOラインは、ケガをしない範囲でできる限りで十分です。

施術中はレーザーや光から目を守るためにサングラスやタオルで目を覆います。施術の順番はVライン・IラインからOラインの順番に施術します。

Vラインは仰向けで行うので一番恥ずかしい部分ですが、サロンやクリニックによっては隠してくれるもあれば、そのまま施術するところもあります。陰茎部を行うときは局部を隠すなどできる限り配慮してくれるところもあれば、中には丸出しでするところもあるようです。

それでも陰部はデリケートな場所なので、隠しても隠さなくても丁寧な施術をしてくれます。Vラインはつるつるにしたい人は全部剃っておいて、ある程度残したい人は残したいところだけ剃らずにおいておけばOK。細かい形やデザインなどはスタッフに相談するといろいろ教えてくれますよ。

Iラインは片脚だけ、カエルの脚みたいに広げて行います。局部は手で引っ張ったりしながら、照射漏れがないように丁寧に照射していきます。

1回の照射で1㎝くらいの範囲しか照射できないので、Vラインは範囲が広く何回も照射します。スタッフも慣れているので、テキパキと施術をこなしてきます。

Oラインはうつ伏せの状態で、足を肩幅程度に開いた体勢で、スタッフがお尻を軽く開いて照射していきます。照射した部位はアイスノンで冷却してケアします。ここまでがVIOゾーン脱毛の施術の流れです。

一昔前と異なり、男性でもVIOゾーンをふくめて脱毛するのは身嗜みとして常識になりつつあります。デリケートでかつ自分での処理が難しい箇所でもありますので、本気のケアを考えるなら、脱毛サロンという選択肢も考えられます。