汗の量も普通の人と同じ位になります。せっかく手術したのに再発したというケースをよく耳にしますが、これは傷を小さくしようとするあまり、小さな切開で簡単に済ませて手探りで取るため、アポクリン腺を取り残していることが原因です。
シェアする
ボツリヌス療法は、ボツリヌス菌がつくる天然のタンパク質を有効成分とするお薬をワキの下に注射する治療法です。このお薬が、交感神経から伝達される汗を出す信号をブロックし、過剰な発汗を抑えます。
一種の毒物を体内に取り込むということで、恐怖感をお持ちになる方もおられるかと思いますが、感覚神経には及ばず、運動神経のみに効きますので、痺れなどの感覚に変化が起きる事もありません。米国厚生省(FDA)の認可も通過しており、安全性は保障されております。
ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。
ボツリヌストキシン製剤注射の施術時間は10分程度で、効果期間は3〜6ヶ月程度です。1〜2ヶ月期間をあければ何回でもボツリヌストキシン製剤を注射することが可能です。
ボツリヌストキシン製剤注射治療後も特に注意することはありません。入浴なども普通どおり行って構いません。
治療当日は、過度な運動や飲酒は控えてください。
他の治療で処方された内服薬、外用薬、点眼薬を使用する場合には、医師の指示に従ってください。
人によっては頭痛をおこすことがあります。(確率的に100人中1人未満)
- 1
- 2