中絶手術の基礎知識

中絶手術はできれば避けたいものですが、母体のリスクなどや事情などがあるものです。しかし、中絶手術をする際には注意しなければならないことがあります。中絶手術をする前に必要なことを知っておきましょう。

FC2USER092489IYN さん

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人工妊娠中絶手術による心の病気、PTSD(心的外傷ストレス)を発症する方がいます。中絶手術による感情の抑圧により発症したPTSDはPAS(中絶後遺症候群)と呼ばれています。当院は、安全な手術を提供することはもちろん、中絶後の女性のお気持ちに寄り添い安心して相談いただける環境を整えております。お気軽にご相談ください。

・手術後はできるだけ安静に

中絶手術の場合、手術直後は少しぼんやりしますが、しばらくお休みいただけばご帰宅が可能になります。ぼんやりした感じは睡眠をとって翌朝にはなくなっています。
翌日の出血や痛みは少ないことが多く、軽い家事やデスクワーク程度でしたら可能です。ただし、立ち仕事、歩き回ること、重いものを持つなど重労働は避けてください。
子宮が元に戻るまでには2週間程度かかりますので、それまでは無理をしないようにお伝えしています。

・自分の身を守る方法を知っておこう

女性が確実にご自分の身体を守ることができる避妊法の低用量ピルをおすすめしています。ピルの服用は生理が再開したタイミングではじめるため、それまでは他の方法で避妊いただき、手術後の最後に受ける検診時に処方してお渡ししています。
ただし。次の生理が来る前に続けて妊娠してしまうケースも存在します。こうした可能性がある場合には手術後すぐのピル処方も行っています。

■中絶手術を受ける場合はしっかりと必要なことを覚えておこう

知らないまま中絶手術を受けると体や心に深い傷を残してしまう可能性もあります。
必要なことはきちんと覚えておくことが大切です。
自分の体を自分でしっかり守るためにも、正しい知識を持つようにしましょう。

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