若い頃はこめかみの奥のあたりから咬筋という、エラ（耳の下の骨の張り出し）部分の奥に存在している脂肪ですが、加齢とともに前下方へと下垂し、移動してきてしまいます。
それにより口元がたるんでしまい、ほうれい線の下側、マリオネットラインの原因にもなるのです。

下膨れの原因は口の中（正確には頬筋と咬筋の口側前縁）にある脂肪のかたまり（バッカルファット）の場合があります。バッカルファットの量は個人差が大きく、脂肪が少ない場合には効果が得づらい方法ですが、ほんの少し口腔内を切開するだけのため、比較的体への負担が少ない手術です。小顔にはこの脂肪を口腔内から取り除き、輪郭を細く小顔にすることができます。