住宅を依頼する工務店は、管理コストの安い小規模な会社が多いためにほぼ原価に近い金額で建てることができ、またハウスメーカーのような仕様制限がないため、都市部の狭く複雑な形の土地でも安く建てることができます。

もともと地域密着型の産業である工務店は、地元での評判を落とすような行為を簡単にできるものではありませんし、実際に工務店の経営者は、人のいい素朴な方がほとんどです。

ハウスメーカーは各社で全国に住宅展示場を開いているため、そこで実際に外観や室内インテリアなどを見学して体験することができますし、カタログなどの資料も豊富で分かりやすくプレゼンテーションがされています。

大手のハウスメーカーとなると、それぞれで大きな研究施設を持っています。そこでは何十年に渡って耐震性などを向上するための技術開発が行われており、高度な技術を取り入れた耐震・制震・免震装置を住まいに採用できることもメリットとなるでしょう。