アパート経営で失敗するのはどんな時？ : 2ページ目

"想定外の出費や空き室できつい思いをした時期もあった」なのだとか（この話の時はちょっと暗い表情でしたね）。既存の売りアパートを購入する方法へと、軌道修正し、売りアパートを購入することを決めたのです。"

■空室が出てしまう

収益や敷地の広さなどで考慮する事も大切ですが、環境や立地などによって間取を考えることが必要です。探している人に合わせた賃貸計画も重要です!

入居者がいなければ、収入になりません。空室がでることはアパート経営ではぜひとも避けたい事態といえるでしょう。

■建物の老朽化

せっかく購入したアパートも、年々老朽化することは避けられません。老朽化してしまうと入居者の確保も難しくなり、メンテナンスにも費用が掛かります。

管理のされていない空き家は、施錠されていたとしても容易に侵入することができてしまいます。侵入が容易い空き家は、未成年の溜まり場になってしまったり、浮浪者が棲みつくようになってしまったりと、不法侵入の多い建物になってしまいます。

■金利の上昇

アパートをローンで購入する場合、変動金利を利用していると、金利によってはローンの返済額が上がってしまいます。場合によっては予想していた収入に満たないこともあるでしょう。

住宅ローンの固定金利型ローンの金利がジワジワと上がり始めている。2018年7月末の日銀金融政策決定会合で、長期金利の上限を0.20％程度まで容認する方針が打ち出されており、今後さらに上がるとの予測もある。

■アパート経営時にありがちなトラブル

賃貸経営にまつわる様々なトラブルの中で、アパート経営において多いのは、住人同士のトラブルで、その中でも騒音トラブルが代表的です。

まずありがちなのが入居者が家賃を滞納することです。入居の際にしっかり入居者の選定を行うことが求められます。入居者同士のトラブルとして、騒音、ごみの出し方など様々です。当事者同士で解決できない場合は仲裁に入ることも必要かもしれません。

■アパート経営で成功するためにはさまざまなポイントがある！

一般的にアパート経営で想定しておくべき空室率は3割と言われています。つまり、満室家賃の70％の収入でも赤字に転落しないような収支計画を立てておかないと、たちまち家計からの持ち出しになりかねません。

アパート経営を成功させるためには、入居者を継続的に見込めるか、メンテナンスにはどのくらいの予算をさくかなど、様々なポイントがあります。十分に計画して、アパート経営を成功させましょう。