「国民が理解しがたい話を政府がひたすら言い続けているようにしか見えない」と自らの主張を「国民」の主張に置き換えてたたみかけ。
シェアする
根拠が定かでない情報や私見を織り交ぜた質問も多い。公表されているインフラ輸出に関する会議を「秘密会合」と表現したり、官邸幹部を「影の総理」と呼ぶなど「印象操作」と思えるような質問もあった。
菅官房長官も当初は丁寧な回答に努めていたが、「主観や臆測に基づく質問に答えることは控えたい」と対応するようになった。
2007年のこと
菅官房長官も匙投げたくなる低レベルの質問内容
官房長官の記者会見は内閣記者会の主催で、原則として平日に1日2回、首相官邸1階の記者会見室で開かれる。質問内容は内政や外交、経済など多岐にわたるため、各メディアの担当記者は、いかに質問を簡潔にまとめ、官房長官の見解をうまく聞き出すか、知恵を絞る。
望月記者は他メディアはお構いなしで質問を連発させる。6月8日には加計学園問題を20回以上も質問し、会見時間は40分に及んだ
ジャーナリストによる「権力を監視するのが使命」の類の発言を聞いていつも思うのは、ジャーナリストの権力監視能力は誰が保障するのかという点
「沖縄の件について、毎回記者クラブで質問があって、丁寧にお答えさせていただいているつもりだが、突然お越しになって、これまで説明してきた事実についてご承知なく質問を重ねた。それでもしっかりお答えをしたが、やはり記者会見というのはある意味真剣勝負。十分に事実を把握して準備してきてから、ご質問いただければありがたい」
ねえ、望月記者。南さんも。
- 1
- 2