大事なのは情報量一般でなく、「あなたの物件を買ってくれそうな人の情報」が集まりやすいかどうかです。特定のエリアに強い不動産業者には、そのエリアで不動産の購入を考えている顧客情報が、自然と集まりやすくなるのです。

不動産の売却は、売り主の財産の大きな部分を取り扱うもので、非常にパーソナルな領域にかかわる仕事です。自分の大切な財産を、よく知らない相手や信用できない相手に任せるのは不安ですから、一にも二にも担当者の人柄を重視すべきだと私は思います。

不動産会社の担当者は、担当エリアや担当物件周辺の情報に精通している。近くにどんな物件があるか、価格はどのくらいか、住むにあたって買い物はしやすいのかなど、遠慮せずに聞いてみよう。

ご自分の大切な財産を託す訳ですから、仲介業者となる不動産会社選びは慎重になることが必要です。