産業医ってなに?医師との違いについて

近年よく耳にするようになった産業医にはどのような役割があるのでしょうか。
医師との違いと合わせて理解しておきましょう。

FC2USER818906FAI さん

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産業医:企業内
企業内に専属として常駐する場合、嘱託で必要に応じて企業を訪問する場合があります。専属と嘱託については、「産業医の選任が義務になるのは、どのタイミングから?」の記事で詳しく説明しています。
主治医:病院・クリニック

医師は病院やクリニックで従事しているのに対し、産業医は企業の中でニーズに合わせて臨機応変に対応する医師という立場になります。

産業医を探す時はさまざまな方法がある!

産業医の探し方はいくつかあります。
・医師人材紹介会社に産業医を紹介してもらう
・地域の医師会に相談する
・健康診断を実施している健診機関に紹介してもらう
・社員の人脈で探す

産業医が必要な場合は、人材紹介会社や医師会、検診機関、あるいは社員の人脈などを使って紹介してもらう方法があります。
ニーズに合わせた産業医を探す場合には、人材紹介会社の利用が便利です。

■産業医は幅広く活躍する仕事

「産業医」には外傷や身体疾患の他、メンタルヘルスへの対応、さらに過重労働への対策、セクハラやパワハラ問題など、医学以外の幅広い知識も求められるでしょう。また、健康増進指導や疾病予防の啓発という公衆衛生の一環も担うなど、「産業医」に求められるスキルはとても幅広くなっています。

将来的に産業医に求められる分野やスキルは幅広くなっていくと予測されます。
それに伴い、産業医の必要性も高まっていくことでしょう。

産業医とは病院ではなく職場で従事する医師のことです。
働く人の心と身体の健康をサポートする役割を担う産業医は、これからより多く必要とされる存在となることでしょう。
産業医を求める場合、紹介会社や医師会などに相談されると良いでしょう。

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