【沖縄のお墓が大きい理由】沖縄には独自のお墓文化があった

沖縄のお墓を見たことがある方は分かるかと思いますが、本土のものと違ってかなり大きいですよね。
何故、あんなにも大きいんでしょうか?
今回は、沖縄のお墓が大きい理由と沖縄独自のお墓事情についてご紹介します。

Erokaloscsey さん

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沖縄でお墓参りするのは、次の3つの行事のときだけです。

・十六日(ジュウルクニチー)

後世(ぐしょう)の正月ともよばれる十六日祭は、沖縄本島北部地域、八重山・宮古などの先島地域の伝統行事。親戚一族が旧盆同様にお墓に集まり、重箱料理、お菓子や果物、お酒などをお供えし、線香を焚く。

・清明祭(シーミー)

「清明」というのが中国から来た「二十四節季」のひとつです。
時期としては4月5日頃から2週間の間に行われ、先祖の墓参り+ピクニックのように和やかな雰囲気で食事を楽しむ行事が「清明祭」になります。

・七夕(タナバタ)

七夕は、旧暦の7月13日からスタートする旧盆を、ご先祖様に知らせる目的があります。

そのため、旧暦の七夕は、各家庭ともに、お墓を清める意味で、お墓の掃除をします。

そして、きれいに清められたお墓で、ご先祖様に「来週、お盆がやってきます。お盆には、ご先祖様が自宅に戻ってくるのを家族一同楽しみにお待ちしていますよ。」とお盆が来ることの報告をするのです。

ご先祖様を大切にする沖縄の県民性が色濃く出ている

沖縄のお墓事情についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
本土にはない、沖縄ならではの文化がたくさんあってとても興味深かったですね。
ご先祖様を大切にする沖縄の人達の県民性が、このような独自のお墓文化に表れているようです。

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