M&Aのメリットとデメリット

企業が様々な目的からM&Aを行うのには多くの理由があり、いずれの場合もメリットとデメリットが存在しています。M&A専門会社の実情を交えながらM&Aについて基本的な内容をまとめていきます。

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⑵組織文化の統合に時間とコストがかかる
M&A後に、買い手側に発生するデメリットの一つです。

M&Aは最終契約を締結し、対価を支払った時点が終わりではありません。

M&Aの成立後は、PMIの実施が不可欠です。

売り手よりも買い手の方にデメリットが多くあります。買い手は多額の資金が必要になるので、このような点もデメリットだと言えるでしょう。

■思い通りに行かないこともある

事業計画書を練り、経営をしている企業は多いですが、元々、別々の2つの会社を事業計画通りに動かすのは至難の業です。M&Aを行った後に、事業計画書を見直し対策を立てる必要があるでしょう。

ひとくちにM&A会社といっても、相談する企業の事業規模や経営状況によって、選び方は変わってきますが、もっとも重要視してほしいのが「経営者が納得のいく情報・サポートを提供できる」M&A会社であるということ。

大切なのは信頼できるM&A会社を選べるかということです。

せっかくM&Aを行ったとしても、思い通りに行かずに経営難になってしまうこともあります。
そうならないように事前の計画はしっかりと立てましょう。

M&Aにもメリットとデメリットがあるので、どちらも承知した上で実行しましょう。
特にデメリットを確認しないで行うのはよくありません。

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