相続した不動産の売却手続きはどんな流れ?

不動産の相続は一生に一度あるかないかでしょう。相続した不動産は売却することも可能です。しかし、相続においてトラブルになるケースも頻発しています。今回は相続した不動産の売却手続きと、よくあるトラブルをご紹介します。

FC2USER739100WAR さん

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遺産が多いと初めから分かっていた場合は、早い段階から専門家に相談をして、事前にトラブルを避けるための対策をすることができますが、比較的小額規模な遺産(1,000万円以下)の場合に、問題が発覚するケースが多分にしてあります。それにより、今まで仲が良かった兄弟間でトラブルが生まれる可能性が高くなるわけです。

借地権の評価は、所有権以上に難しく、実際に売れる価格の予想が立てにくいです。そこで、高めに見積もる相続人と低めに見積もる相続人の意見が対立してトラブルになってしまいます。

遺産の中に広大な農地がある場合など、それをそのまま残しておくか売却してしまうかなどの処分方法についてトラブルになることが多いです。
相続人のうちひとりは農地などいらないので売却してしまいたいと考えますが、農地を分割して自分の家や賃貸アパートを建てるなどの活用をしたいと考える相続人や、先祖代々の土地を残したいと考える相続人などがいると、考えが合わずにトラブルになってしまいます。

今回は相続した不動産の売却の流れと、不動産相続のよくあるトラブルを見てきました。
仲の良かった兄弟がいきなり険悪になるということも多いようです。できる限り円満に乗り越えたいですね。

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